「格納してください」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「格納してください」とは?
「格納」は、「しまい入れること」を意味します。
ここでは「してください」と組み合わせて使用されています。
「してください」は、「してくれ」を意味する丁寧語です。
そのため、「格納してください」は「格納してくれ」を意味していることになります。
これは、自分がお願いする側であり、相手に行動を要求していることになります。
相手から見ると、あなたから格納するように指示されている状態なのです。
それは、車や部品かもしれませんし、資料やファイルかもしれません。
しかし、誰かに何かを「しまい入れるように」以来する場面で、「格納してください」という言葉が使用できるのです。
「格納してください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「格納してください」をビジネスで使用する場合、どんな使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが勉強会を開催したとします。
それは、あたらしい業務システムを説明する内容でした。
あなたは講師として、参加者に説明する役割を担うのでした。
説明の中で、あるファイルを特定のフォルダに保存するように説明する必要がありました。
このような場合には「作成したファイルは、所定のフォルダに格納してください」と述べるとよいでしょう。
これにより、作成したファイルを、指定したフォルダにしまい入れるように参加者に依頼できるのです。
この言葉を使用する際には、語尾について注意しましょう。
語尾が断定的なため、指示のように聞こえる可能性があるのです。
特に問題のない日本語のため、気にならない人はそのまま使用することが可能です。
しかし、気になる人は疑問文や婉曲表現に置き換えて語尾を遠回しにするとよいでしょう。
「格納してください」を使った例文
「格納してください」を使った例文を挙げます。
例文のように、「しまい入れる」ことを示して「格納」という言葉を使用すると、文章の中で上手に使用できることでしょう。
・『所定のフォルダに、格納してください』
・『こちらの車庫に、車を格納してください』
・『地価の倉庫に、格納してください』
「格納してください」の類語や敬語での言いかえ
「格納してください」の類語や敬語を解説していきます。
「格納してください」の類似表現
「格納してください」の類似表現には、「保管してください」があります。
「格納」と「保管」では意味が異なりますし、使い方も異なります。
しかし、同じような場面で使用できる類似の表現だと言えるのです。
「格納してください」の敬語表現
「格納してください」を別な方法で敬語表現するとどうでしょう。
たとえば「格納していただきたい」に言いかえできます。
まとめ
このように「格納してください」は、相手に格納して欲しい場合に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。