この記事では、「お声をかけていただく」の意味を分かりやすく説明していきます。
「お声をかけていただく」とは?意味
「お声をかけていただく」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「分からないことあった時に質問することの丁寧な表現」という意味です。
2つ目は、「イベントに誘う時の丁寧な表現」という意味です。
3つ目は、「用事がある時に言い付けること」という意味です。
上記に共通するのは「声を出して相手の注意を向けさせる」という意味です。
自分を呼んで欲しい時に、相手の方からアクションを起こしてもらう時に使われます。
「お声をかけていただく」の成り立ちや使われるシーン
「お声をかけていただく」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。
「お声をかけていただく」の成り立ち
「お声をかけていただく」は「お声+を+かけて+いただく」で成り立っています。
「お」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、または言葉を上品にする美化語、「声」は「相手が声を発すること」という意味、「を」は助詞、「かけて」は動詞「かける」の連用形で「送って相手に届かせる」という意味、「いただく」は動詞「もらう」の謙譲語です。
謙譲語が使われていますので目上の人に使えます。
「お声をかけていただく」が使われるシーン
「お声をかけていただく」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、サービスの利用方法が分からない時です。
2つ目は、お店で必要なサービスがあり、スタッフを呼ぶ時です。
3つ目は、人からイベントに誘われたり、招待された時です。
「お声をかけていただく」の言葉の使い方や使われ方
「お声をかけていただく」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『お声をかけていただければ、すぐに係の者が参ります』
サービス施設や乗り物などで、何かあった場合にはひとこと言ってもらえれば、すぐに対応できる状態である時に使われます。
『この度はお声をかけていただき、誠にありがとうございます』
貴重なイベントに誘ってもらったことに対してお礼を述べる時に使われます。
「お声をかけていただく」の類語や言いかえ
「お声をかけていただく」の類語や言いかえは以下の通りです。
「お声がけくださる」
「お声をかける」は「お声がけ」と名詞として使えます。
「くださる」は動詞「くれる」の尊敬語です。
「いただく」は「もらう」の謙譲語ですので、相手を敬うか、自分をへりくだるかの違いであり、どちらも目上の人に使えます。
まとめ
今回は「お声をかけていただく」について紹介しました。
「お声をかけていただく」は、「相手の方から質問する・誘う・用を言いつける」と覚えておきましょう。