この記事では「しばしお待ちください」という言葉について説明していきます。
「しばしお待ちください」とは?
少しの間待って欲しいと言う意味の言葉で、「しばし」が少しの間ということになります。
ただし、「しばらくお待ち下さい」の方が言葉としてポピュラーになっているともいえます。
パソコンで次の画面に映るまで操作をしないで欲しいという意図や、電車の車内放送などでは「しばしお待ちください」は使われません。
「しばしお待ちください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
しばらくお待ち下さいと言う言葉よりはポピュラーではないものの、「しばし」の意味がわからなくても「お待ち下さい」という部分で意味がある程度通るメリットがあります。
会社では物事の準備などで待ってもらうというケースで使うことがあります。
接客の場でも、品物を取り出す、説明するために起動させるなどのケースで使うことはありえ、前の人を接客しているという場合でも使えないことはありません。
レジ接客においては通常時には使いませんがイレギュラーな事があって待ってもらう際には使うことはあります。
「しばしお待ちください」を使った例文
・『面接官がそちらに向かいますのでしばしお待ちください』
会社の面接で待ってもらうと言う例文です。
明確な時間までは説明できない時に使いやすい言葉です。
・『エレベーターが来るまでしばしお待ちください』
社内での移動での例文です。
初めて来社する人がいるケースで使うことがあります。
・『係の者をお呼びしますのでしばしお待ちください』
ショーケースの中のものを買いたいというケースやレジの機械が止まったなどのケースで使われる例文です。
「しばしお待ちください」の類語や敬語での言いかえ
「少しお待ち下さい」「少しの時間お待ち下さい」「しばらくお待ち下さい」などが挙げられます。
「しばしお待ちください」の類似表現
「しばらくお待ち下さい」のほうがポピュラーな言葉で同じ意図の言葉と言えます。
「少しお時間をいただきます」という言葉もありますが、こちらは10分以上の時間というイメージがあり類語ではありますがシチュエーションが異なるといえます。
「しばしお待ちください」の敬語表現
「しばしお待ちくださると幸いです」
「しばしお待ちくださると幸いでございます」
などとすることも出来ますが、かなりへりくだった表現になるともいえます。
「しばしお待ちください」の返答や返信例
わかりましたという意図を伝えて待つのが基本と言えるでしょう。
まとめ
しばしお待ちくださいという言葉は長くて数分程度待って欲しいという意味合いにとれ、30分など待つ場合は時間をあらかじめ言う方が良いでしょう。