「ターニングポイント」とは?慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解釈

「ターニングポイント」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ターニングポイント」という言葉について説明していきます。

「ターニングポイント」とは?

転換点、分岐点、変わり目などといった意味の言葉です。

会社においてターニングポイントという表現は業種を転換するときや新たな業種に手を出すときだけでなく、赤字から脱却するという時にも使えます。

赤字から脱却という場合は新製品が成功する、社内改革に成功するなどがあることが多いため、後で振り返ってあの場面がターニングポイントだったということが可能な場合が多いものの、ターニングポイントがわからないまま黒字に転換していったという言い方も可能ではあります。

すごいターニングポイントだったという使い方もでき、大きな転換があったときを指します。

「ターニングポイント」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「創業以来のターニングポイント」「あれが成功へのターニングポイントだった」などの使い方があり、基本的にはポジティブな変化に対して使います。

意識としてのターニングポイントという使い方もできます。

道路など物理的な外見としてはターニングポイントという言葉はあまり使いません。

ただし工作機械のテーブルでの運動方向が変わる点をターニングポイントとは言います。

接客においては店員側が使うケースはかなり少なく、「メーカーにおいてターニングポイントになる画期的な製品です」というような紹介で使うことはありえます。


「ターニングポイント」を使った例文

・『大学進学が自分にとってのターニングポイントでした』
自分の半生を振り返るケースの例文です。

・『我が社にとってのターニングポイントになる新製品となります』
新製品への意気込みとしての例文で、新ジャンル、画期的である、今までにない売り上げを目指すと言った使い方になります。

・『打者転向のターニングポイントでした』
こちらも振り返る使い方で、この場合何回かの打席に立ったことなどを指すことになります。

「ターニングポイント」の類語や言いかえ

「転換点」「分岐点」「変革の時」などが類語となります。

カタカナでポピュラーな言葉は存在していません。

「ターニングポイント」の英語表現

turning point がそのままの表記、We are at a turning point では私たちは岐路(ターニングポイント)に立っています となります。

「ターニングポイント」の返答表現

そこがターニングポイントでしたかという言葉に関してはそうであった場合エピソードで返すということになります。

まとめ

ターニングポイントという言葉は岐路、転換点などの意味で会社にも人生のたとえにも使うことができます。

実物の工作機器でのターニングポイントのほうが見るケースが少ないとすらいえます。