「ヨガセラピスト」と「ヨガインストラクター」の仕事の違いをチェックします。
美にまつわる仕事を学びましょう。
「ヨガセラピスト」とは?
ヨガセラピストとは、ヨガをしながらヒーリングをおこなう職業をいいます。
健やかな体と心に整えていくセラピストです。
リラックスできる呼吸法を中心に、ストレスの少ない心理状態に導いていきます。
日本ではまだまだ認知度は低いですが、海外では老人ホームや病院でも取り入れられているメンタルヘルスケアを指します。
ヨガセラピストになるには、ヨガセラピストの認定プログラムを受講します。
ベーシックコースでは30時間あまりの講習を受けてレポートを提出します。
講座を受講すると、指導者として世界で活躍していけます。
「ヨガインストラクター」とは?
ヨガインストラクターとは、ヨガのレッスンをおこなう先生です。
美容やダイエット、デトックスを目指す人に向けて、ヨガのポーズや瞑想法を教えます。
ヨガインストラクターになるには、民間のヨガインストラクター講座を受けて、プログラムの習得をします。
プログラムは全国指定のヨガスクールで受けられるほか、通信講座で学ぶこともできます。
ヨガインストラクターになるとフィットネスクラブの講師として活躍できたり、自宅でヨガ教室を開いたり、フリーとしても羽ばたいていけます。
「ヨガセラピスト」と「ヨガインストラクター」の仕事の違い
ヨガセラピストとヨガインストラクターの違いは、医療行為に近いものか、そうではないかの差です。
ヨガセラピストは心や体が弱っている人の、サポートをおこなう仕事をしています。
そのため海外ではヨガセラピストを置く病院や老人施設も増えています。
心身が衰弱している人、事故に遭った人、手術を受けた人。
それぞれに合わせたプログラムを組んで、パーソナルケアをおこないます。
一方でヨガインストラクターは古代から伝わるヨガの概念や呼吸法、ポーズを伝える仕事をしています。
ダイエットや美容、リラックスを目的としたヨガになるため、楽しく体を動かすコツを教えていきます。
「ヨガセラピスト」と「ヨガインストラクター」の仕事の違い(給料面の考察)
ヨガセラピストの年収は240万円くらいです。
そしてヨガインストラクターの年収は250万円から300万円ほどです。
これは大手のフィットネスクラブに所属した場合で、ジムによっては業績に応じてインセンティブがプラスされることもあります。
まとめ
「ヨガセラピスト」と「ヨガインストラクター」の仕事の違いを分かりやすくお伝えしました。
どちらもヨガの仕事をしています。
ヨガセラピストは病気や事故の後、痛みを軽減するためにおこなうヨガを教えています。
ヨガインストラクターは健康な人に、ヨガの楽しさを伝える仕事をおこなっています。
未来の職探しのヒントにしてください。