「和気あいあいと楽しむ」とは?慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解釈

「和気あいあいと楽しむ」とは? ビジネス用語【一語】

「和気あいあいと楽しむ」という言い回しについての解説です。

「和気あいあいと楽しむ」とは?意味

「和気あいあいと楽しむ」は、ビジネスでは、周囲の皆と楽しい時間を過ごすという意味です。

つまり、会社内で無礼講といえる状況になれるイベントに参加して楽しむという言い回しのことです。

なお、この言い回しは、楽しんでいる様子だということを伝える言い回しなので、このワードを受ける受け手は、本当に周囲が楽しんでいるかどうかを返事とします。

「和気あいあいと楽しむ」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「和気あいあいと楽しむ」は、ビジネスにおいては、社内の人間と楽しい時間を過ごすという言い回しで使用します。

このワードの注意点を挙げますと、このワードは平時の会社内の様子を指すワードではないということです。

なぜなら、平時の会社は、和気あいあいという、心が穏やかになったりする状況下にはありません。

むしろ、戦々恐々としている職場もあり、どちらかというとピリピリした空気が張り詰めている職場が多いです。

なので、このワードは、無礼講といえる状況下にあるイベントを会社などで行っている時しか有効な言い回しにならないのが注意点です。


「和気あいあいと楽しむ」を使った例文

・『会社内のクリスマスイベントを和気あいあいと楽しむ』
・『社内の敷地でお花見のイベントを和気あいあいと楽しむ』

「和気あいあいと楽しむ」の返答や返信例

「和気あいあいと楽しむ」という言い回しは、会社などのイベントを楽しんでいますという姿勢を示す言い回しなので、状態を指します。

よって、このワードに対して返事をする場合、状態が本当に楽しんでいるかという点について返事をします。

例を挙げますと、「和気あいあいと楽しむ」という状態について、「和気あいあいと楽しんでいる様子だ」と返事をすれば、「和気あいあいと楽しむ」という言い回しを肯定していますが、「別にそう思わない」と言い出せば、「和気あいあいと楽しむ」という言い回しを否定しています。

まとめ

「和気あいあいと楽しむ」という言い回しは、要は、状態がどうであるかを周囲に述べる言い回しです。

なので、この言い回しは単なる主観でしかないと言い切れます。

よって、「和気あいあいと楽しむ」というのは自分がそう思っていますと言っているだけで、他人からすれば別に楽しくないですと思っているケースもあり得ます。

なので、このワードは自分が今現在周囲の皆と楽しんでいるという言い回しでしかなく、他の人物が楽しんでいるかどうかについては触れていません。

だから、このワードは案外と一人の主観でどうだと言い切るワードになるんですが、他人の意見を聞き始めると実は、「和気あいあいとしてなかったよ」となるわけです。