この記事では「お電話ありがとうございます」という言葉について説明していきます。
「お電話ありがとうございます」とは?
電話してくれてありがとうという意味で、顧客や目上の人からの電話に対しての返答として使われます。
サービスセンターやサポートセンターでは第一声が「お電話ありがとうございます」、その後に「〇〇サポートセンターです」などというケースもあります。
基本的に電話で使うことが大半の言葉ではありますが、メールで「お電話ありがとうございます」というような使い方もできなくはありません。
手紙ではかなり珍しい使い方になります。
「お電話ありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスの場においては完全に身内の社員でない限り「お電話ありがとうございます」と電話に対して返してほとんどの場合問題ないと言えます。
「お電話誠にありがとうございます」とより丁寧にすることも可能ですが、この場合かかってくることがわかっていてなおかつ相手側が明らかに目上ということになります。
接客に関しても電話応対であればほとんどのケースで「お電話ありがとうございます」と返すことができます。
「お電話ありがとうございます」を使った例文
・『お電話ありがとうございます、〇〇チケット受付センターでございます』
電話予約での応対例です。
「〇〇チケットセンターでございます、お電話ありがとうございます」としても問題ありません。
その社のマニュアル次第と言えるでしょう。
・『この前は、お電話ありがとうございます』
見舞いの電話や休講を伝える電話へのお礼という使い方でこの場合、顔をあわせて声を出して使うということもできます。
「ます」ではなく「ました」の方がより自然ではあります。
・『お電話ありがとうございます、〇〇サービスセンターです、こちらは自動応対となっております』
自動応対での例文ですが、自動応対でもお電話ありがとうございますと伝える基本はあります。
「お電話ありがとうございます」の類語や敬語での言いかえ
「電話ありがとう」「電話してくれてありがとう」など敬語を薄めた類語はいくつかあります。
「お電話ありがとうございます」の類似表現
「お電話くださってありがとうございます」も類語ですがややへりくだりすぎているともいえます。
「お電話ありがとうございます」の敬語表現
「お電話いただきまして誠にありがとうございます」とすることができます。
非常に目上の人に使う例と言えます。
「お電話ありがとうございます」の返答や返信例
特に返答せず本題に入るというのが一般的でしょう。
まとめ
お電話ありがとうございますという言葉は電話に対しての挨拶の言葉と家、携帯電話、固定電話を問わずに使えます。
おもにビジネスの場で使われる言葉と言えるでしょう。
