「資料をもとに」とは?
ビジネスでの使い方や、敬語での言い換え方法などについて、分かりやすく解説していきます。
「資料をもとに」とは?
はじめに「資料をもとに」の意味を解説していきます。
「資料をもとに」は、ビジネスでも頻繁に使用される言い回しです。
これは、資料にもとづいて「何か」をする場合に使用されます。
たとえば「資料をもとに検討します」や「資料をもとに作業します」などです。
これは、資料の内容を参考にして、資料の内容に従ってとの意味で使用されるのです。
「資料をもとに」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「資料をもとに」のビジネスでの使い方・使われ方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたが取引先企業から提案を受けたとします。
そして、提案内容の説明が終わったので、資料を自社に持ち帰り、採用可否を協議することにしました。
このような場合には「いただいた資料をもとに検討いたします」と相手に告げるとよいでしょう。
これにより、資料をベースに考えることを、端的に表現できるのです。
この言葉を使う場合の注意点は、少し抽象的になることです。
「資料」は汎用的な言葉です。
そのため、複数の資料があるの場合には、誤認を招く可能性があるのです。
「こちらの資料」や「いただいた資料」など、対象を示す言葉を補ってあげると、分かりやすい表現にできることでしょう。
「資料をもとに」を使った例文
ここでは「資料をもとに」を使った例文を挙げていきます。
例文のように「何かの行動」と組み合わせて使用すると、自然な使い方になります。
・『資料をもとに検討いたします』
・『いただいた資料をもとに検討いたします』
・『ご送付いただいた資料をもとに検討いたします』
「資料をもとに」の類語や敬語での言いかえ
それでは「資料をもとに」の類語や敬語での言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「資料をもとに」の類似表現
まず「資料をもとに」の類似表現について解説します。
「資料をもとに」は「資料をベースに」との言い換えが可能です。
表現は異なりますが、意味は概ね同じになります。
「資料をもとに」の敬語表現
つぎに「資料をもとに」を敬語表現で言い換えるとどうでしょうか。
例えば「資料をもとさせていただき」という言い換えが可能です。
まとめ
このように「資料をもとに」という表現は、資料をベースに行動することを表現できるフレーズです。
ビジネスでも使用できるものなので、覚えておくとよいでしょう。
