この記事では「お打ち合わせありがとうございました」について解説をします。
「お打ち合わせありがとうございました」とは?意味
話し合いなどをしてくれたことへの感謝の言葉です。
「お打合せ」は「打ち合わせ」に「お」をつけて丁寧に表現したもので、前もって相談をすること、話し合いをすることという意味です。
「ありがとうございました」は感謝の意を表します。
「た」は完了や過去を表す語で、打ち合わせがあったのは、この言葉が述べられている時点よりも前です。
「お打ち合わせありがとうございました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、打ち合わせが終わった後に感謝を伝えるために用います。
丁寧に表現をしたくなりますが、「打ち合わせ」という言葉に「お」をつける必要はありません。
「お」は、名詞、動詞の連用形、形容詞、形容動詞につく語です。
名詞につく場合は、対象の人に属するものについて敬意を表す場合と、「お米」のように丁寧に上品に表現する場合とがあります。
「打ち合わせ」を上品に表現しようとすると「お打ち合わせ」になりますが、これに「お」をつけることはあまりありません。
「まし」は「ます」のことで、「ます」に尊敬の意があるので、「お」を使わなくても失礼ではないです。
「ました」の「た」は完了・過去を表す語なので、この言葉は打ち合わせが終わってから用います。
打ち合わせのお願いをして了承してもらえたときに、その場でお礼を述べるために用いるものではありません。
まだ終わっていないのに「ました」と述べられると違和感があります。
打ち合わせが終わってからその場で、あるいはメールで使用をします。
メールで伝える場合には、打ち合わせがあった当日にお礼をすることが望ましいです。
何日も経ってからよりも、すぐにお礼を述べた方が、感謝の気持ちが伝わることでしょう。
そして、感謝の言葉だけでなく、打ち合わせの内容について触れておくとなおよいです。
話し合われた内容に触れることで、きちんと話を聞いていたことが伝わります。
「お打ち合わせありがとうございました」を使った例文
・『本日は、お打ち合わせありがとうございました』
「お打ち合わせありがとうございました」の返答や返信例
返答しない場合もあります。
返答をするなら、話し合った事柄について触れておくとよいでしょう。
返事は簡潔に行います。
まとめ
この言葉は、何かの話し合いをした後にお礼を伝えるために用います。
丁寧に表現したくなりますが、「打ち合わせ」に「お」をつける必要はありません。
話し合いが終わってからすぐにお礼を述べる、お礼のメールの内容を丁寧にするなどで、感謝の気持ちが伝わります。