「併せてのご連絡となりますが」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「併せてのご連絡となりますが」とは? ビジネス用語【一語】

「併せてのご連絡となりますが」というワードのビジネスでの扱い方についての解説です。

「併せてのご連絡となりますが」とは?意味

「併せてのご連絡となりますが」とは、ビジネスでの意味は、一緒に報告するという意味になります。

例を挙げますと、連絡するべきことが2つあり、それらが給料に関することと、退職金に関することの2つだった場合、それらを一つにまとめ上げて報告するのが「併せてのご連絡となりますが」です。

「併せてのご連絡となりますが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「併せてのご連絡となりますが」は、2つ以上の報告すべきことを一緒にまとめて報告するという意味で使用されます。

そのうえで「併せてのご連絡となりますが」を使用する注意点を挙げるとすれば、このワードは、原則が2つ以上報告すべきことをまとめることにあるんですが、報告すべき物事が多すぎる場合、一つにまとめきれないことがあるということです。

たとえば、報告すべきことが会社を首になる人物の発生と、新社員の雇用に関する問題であれば、2つの問題でまだ報告しやすくまとめやすいですが、そこに新社長の就任のほか会社の合併などの話など複数の報告すべきことをまとめるとなると、伝える相手側に対してまとめきれない場合があるのでこのワードは原則2つ程度までの物事をまとめて報告するのが良いでしょう。


「併せてのご連絡となりますが」を使った例文

・『併せてのご連絡となりますが、前社長の交代と新社長の就任について報告します』
・『併せてのご連絡となりますが、新工場の誘致と前工場の閉鎖について報告します』

「併せてのご連絡となりますが」の返答や返信例

「併せてのご連絡となりますが」についての返答や返信は、2つ以上の報告を受けてから、どのように返事をかけすかが返答や返信になります。

このワードはビジネスにおいては、2つの事情の報告です。

よって、2つの事情が、社長の交代と新社長の就任であれば、「併せてのご連絡となりますが」の返事は、社長交代についての返事になり、「新社長は○○さんですね」とだけ返事をすればよいでしょう。

まとめ

「併せてのご連絡となりますが」は、ビジネスでは、報告になり、報告を受ける立場にある物に対して2つ以上ある事情の報告を行うことを意味します。

ただ、報告を受ける側は、一度にたくさんの報告を受ける場合、相手側がいかに報告内容をまとめても理解できない場合がありますので、「併せてのご連絡となりますが」は、基本2つ程度までの物事までを報告するのが良いでしょう。

なお、このワードは、報告を受ける側は、おそらく目上の方になりますので、目上の方に会社内で起きた物事を報告するワードだと認識してもらえればよいでしょう。