「潰し合い」とは?慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解釈

「潰し合い」とは? ビジネス用語【一語】

「潰し合い」というワードのビジネスでの扱い方についての解説です。

「潰し合い」とは?意味

「潰し合い」は、ビジネスでは、直接このワードを企業間同士や仲間内で使用することはありません。

なぜなら、このワードの意味は、お互いが争いをして自滅するという意味になるのでビジネスであれば競合するビジネスをお互いで展開して自滅することを意味するので企業間同士で面と向かってこのワードを使用することはありません。

「潰し合い」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「潰し合い」は、企業間同士で展開しているビジネスが競合していることに気が付き、お客の取り合いをしていると気が付いた際に使用します。

そのうえで、このワードは、お互いがお互いでお客を奪い合い、自滅という形になりそうであると気が付いているわけですから、このワードを使うのは、自分たちの企業の戦略を変えるために使用します。

そのうえで注意点を挙げるとすれば、相手の企業に対して、「潰し合い」というと、両者が自滅するまで徹底交戦という意味になりますので通常であれば、相手企業に対して言い渡すことはありません。


「潰し合い」を使った例文

・『このままでは、企業間同士で潰し合いに発展します』
・『仲間内で潰し合いでを行う』

「潰し合い」の返答や返信例

「潰し合い」の返答や返信については、お互いが争って結果自滅するかも、という事態に気が付いた際に対して、どう回避するかが返事になります。

例を挙げますと、「自動車産業で潰し合いに発展している」と誰かが気が付いて述べた場合、これを回避しようとするか否かが答えです。

なので、返事については、「自動車産業を捨ててパソコンの電子部品を作ろう」などが回答例になります。

まとめ

「潰し合い」という言葉は、ビジネスにおいては、誰かが、自分たちのやっていることは無意味な争いではないかと気が付き争いから抜け出すにはどうするかという意味で使用するか、相手側に宣戦布告という形で使用します。

宣戦布告の場合は、お互いが自滅するまでとことんやりあうという意味になるので、ビジネスにおいては、競合という形で自滅するまで戦うという宣言です。

無意味な争いから抜け出すというケースは、このワードは、競合関係になるビジネスをどのように変革させて別の事業を展開して収益を上げるかという方法への変換ワードだとすれば分かりやすいでしょう。

間違っても、通常は相手の企業をつぶすということを口にしませんので、このワードはあくまで、両者に自滅する覚悟がある場合のみ、宣戦布告という形で、お互いに競合している部分で「潰し合い」を行うワードにも成り立つという風に考えます。