「手練れ」とは?慣用句やビジネスでも使える言葉を分かりやすく解釈

「手練れ」とは? ビジネス用語【一語】

「手練れ」とはどのような意味を持つ言葉なのでしょうか。

今回は、「手練れ」の意味と類似表現について解説します。

「手練れ」とは?

「手練れ」とは、「卓越した技能と豊富な経験を併せ持つ熟練者」を意味する言葉です。

「手練れ」の使い方や使われ方、使うときの注意点

本来の「手練れ」の意味は「武芸の技巧者」を意味します。

優れた剣術の使い手やとても強い拳法家など「技術としての武道技術を身に着け使いこなす強者」「手練れ」にあたります。

本来は武芸者や戦士など戦って強いものにのみ対して使われる言葉でしたが現在では「手練れ」というと戦うための技術だけではなく広く技術全般に対して使われる表現となっています。

「手練れ」「手」が意味するのは「技術」です。

より正確にいうと「手を使って行われる技」「手」と表しますが一般的には手や腕だけでなく身体を使った技術全般を含む意味で使われます。

かつては戦う技術のみに限定して用いられていた言葉でしたが現在ではさまざまな技術に対して使われます。

「手練れ」には「戦うと手強い相手」という意味があるので技術の中でも「競争相手としてみたときに強敵となる技巧者」を指します。

試合や対決といった直接的に優劣を競うものだけではなく同じ技術を身につけた物同士、あるいは異なる技術であっても競争する可能性があるもの同士の間で敵に回したときに手強く感じられるような優れた技術を持つ人が「手練れ」です。

技術的な優秀さを意味する「手練れ」ですが、技術面ではなくそれを自由自在に使いこなす豊富な経験も含む表現です。

技術を身に着けても十分に使いこなせなければ本当の価値は発揮されません。

どの技術をどのように使えばいいのかを自らの頭で考え応用したり工夫したりして存分に実力を発揮できる熟練者を「手練れ」といいます。

技術と経験が合わさって初めて「手練れ」になりますが、ニュアンスとしては経験の要素が強めです。

優れた技術が経験のが浅さをカバーしている人と技術はそれほどでもないが豊富な経験で技術不足を補う人を比べると、豊富な経験で技術不足を補う人を「手練れ」と呼びます。


「手練れ」を使った例文

・『襲撃犯は手練れぞろいで苦戦を強いられた』
・『彼の配下には手練れがそろっている』
・『初戦で手練れを失ったのが敗因だ』
・『手練れと呼ばれるようになるまで最低でも10は修行する必要がある』

「手練れ」の類語や言いかえ

・腕利き
「優れた技術と確かな実力を持つ人」を意味する言葉です。

「手」「腕」もともに技術を指す言葉であり「手練れ」とはほぼ同じ意味で使われます。

「手練れ」が武芸や戦闘術に主に使われ敵に回したときに強いというニュアンスが強いのに対し、こちらは職人など技巧に対しても広く用いられ味方にした時の頼もしさを重視した表現です。

まとめ

「手練れ」はやや古めかしい表現ですが一筋縄ではいかない相手を指す言葉として広く使われています。

ビジネスの世界ではベテランや頼りになる人を意味する表現として用いられているので意味を知っておきましょう。