この記事では「余計な仕事を増やしてすみません」という言葉について説明していきます。
「余計な仕事を増やしてすみません」とは?
本来の仕事ではない、イレギュラーな仕事をしてもらうということで、機器の操作方法の説明や、例えばコピー機の不意の故障/停止などの対応を上司にしてもらうケースなどがあてはまりますが、機器に関するもの以外では、ミスの訂正をしてもらった場合の謝罪という使い方があります。
この場合訂正してもらうプロセスが必要で、それがない場合は「ミスをして申し訳ございませんでした」という方向の言葉にとどまります。
エアコン工事などを頼む際、工事箇所に自転車をおいたままにしてしまって工事業者が自転車をどけるというケースでも使えなくはありません。
発声して使うケースも多いですがメールなどでも使えます。
「余計な仕事を増やしてすみません」を使った例文
・『余計な仕事を増やしてすみません、パソコンのアプリケーションでパスワードが要求されましたが何を入力すればいいですか?』
このケースは指示通りパソコンのアプリケーションを起動したもののパスワードを教わっていなかったので知っている上司に聞きに行くという例文で、仕事の支持を出した本人に聞く際はもちろん、別の人に聞くことになっても使うべき言葉です。
・『訂正までしていただいて余計な仕事を増やしてすみません』
返答するタイプの書類などで誤字訂正までしてもらった際のお詫び、感謝の意を伝えるケースです。
・『余計な仕事を増やしてすみません、コピー機の液晶が点滅するのですが』
コピー機を習熟していない社員がコピー機に詳しい社員に聞くという例文です。
アルバイトなどではコピー機やパソコンについてそこまで詳しく習わないためこういうことは起こりえます。
「余計な仕事を増やしてすみません」の言いかえ表現
「余計な仕事を増やして申し訳ございません」「お手数をおかけしてすみません」「お手間を掛けてしまい申し訳ありません」などが言い換えとして使えます。
「余計な仕事を増やしてすみません」の類似表現
「時間をとってしまって申し訳ないです」など手間、仕事、時間が増えていることを謝罪する意味があれば類似表現となりえます。
極端に縮めると「すみません」「申し訳ありません」も系統として近いものと言えます。
「余計な仕事を増やしてすみません」の敬語表現
「余計なお仕事を増やしてしまい申し訳ございませんでした」などが敬語表現を進めたものとなりますが、発声して使う場合緊急性がある程度あるため、「余計な仕事を増やしてすみません」にとどめても問題ないとも言えます。
「余計な仕事を増やしてすみません」の英語表現
I’m sorry to add extra work となります。
extra workが余計な仕事という意味です。
まとめ
余計な仕事を増やしてすみませんという言葉は敬語を使う身内で使う可能性が高く、あまり目上の人に使うことは少ないとも言えます。
緊急性が高いときは伝えたいことをはっきり伝えましょう。