「気丈に生きる」とは?
使い方や言い換えなど、ビジネスでも使える言葉を分かりやすく解説していきます。
「気丈に生きる」とは?
「気丈」は「きじょう」と読みます。
そしてこの言葉は、「気丈夫」という言葉から来ているものです。
これは「気持ちがしっかりしている」との意味で使用されます。
体が健康で病気になりにくいことを「丈夫」と言います。
そして問題ないこと、しっかりしていることを「大丈夫」と言ったりします。
これと同様に「気持ち」がしっかりしていることを「気丈夫」と言い、これを「気丈」と表現できるのです。
そのため、「気丈に生きる」という表現をした場合には、「気持ちをしっかり持って生きる」ことを表せるのです。
「気丈に生きる」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは「気丈に生きる」のビジネスでの使い方には、どのようなものがあるのでしょうか。
たとえば、あなたの同僚が離婚したとします。
ひどく落ち込んでおり、かける言葉に迷いました。
このような場合に「気丈に生きるしかない」と使うことが可能です。
「気持ちをしっかり持って」ということを「気丈に」という慣用句で言い換えるのです。
この言葉を使用する場合は、「気丈」の使い方です。
この言葉の本来の形は「気丈夫」ですが、会話や文章で使用する場合には「気丈」を使うほうが一般的です。
「気丈夫に生きる」としても間違いではありませんが、少し変わった使い方になることを認識しておくとよいでしょう。
「気丈に生きる」を使った例文
「気丈に生きる」を使った例文を挙げます。
「気持ちをしっかり持って生きる」ことを意味する言葉だと考えて使用すれば、自然な使用方法になるはずです。
・『気丈に生きる人達を陰ながら応援したい』
・『彼らが気丈に生きるためには絶対に必要な制度だ』
・『気丈に生きることで、よりよい未来を切り開くことが可能だ』
「気丈に生きる」の類語や言いかえ
「気丈に生きる」の類語や言いかえには、どのようなものがあるのでしょうか。
「気丈夫に生きる」
「気丈夫」は「気丈」のもとになった言葉であり、最も近い類語と言えます。
一般的な使い方ではありませんが、「気丈に生きる」を「気丈夫に生きる」に言いかえても同じ意味で使用できるのです。
「気強く生きる」
「気強く生きる」も「気丈に生きる」の類語と言えます。
こちらは「気強い」という言葉を使用したものですが、気持ちがしっかりしていると類似の意味だと言えるでしょう。
まとめ
このように「気丈に生きる」は、「気持ちをしっかり持って生きる」ことを表現できる言葉です。
ビジネスでも使える慣用句として、おぼえておくことをおすすめします。