「伺っております」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「伺っております」とは? ビジネス用語【一語】

ビジネスで用いる「伺っております」についての解説です。

「伺っております」とは?意味

「伺っております」は、ビジネスにおいては、パートナーとなる人物に対して聞いているという動詞をとても丁寧に表現した言葉です。

よって、この言葉は、相手方の話を聞いていると解釈します。

しかし、「伺う」には、聞くという言葉のほかに自らが訪ねるという意味もあるので、訪ねるという意味で使用した場合、解釈は、行くと同じで相手側の家や職場に今現在訪れている状態をとても丁寧に周囲に述べているのです。

「伺っております」の言葉の使い方や使われ方、使うときの注意点

「伺っております」は、聞いていますという言葉のほかに、今現在、進行形で訪れるべき場所に行っていますという意味もあれば、訪問させていただきますという意味もあるので「伺っております」がどの意味だよと相手に伝わるよう考慮して使うのが注意点です。

つまり、「現在、お伺いしております」では、指定された場所に異動しているのか、相手先の企業に訪れようとしているのか、話を目の前で聞いているのかということになり、もう少し具体性を言葉に示さないといけないということです。

よって、「現在、お話を伺っております」と文章や言葉を構築して何をどうであるかをきちんと説明するのがこの言葉を使用する上での注意になります。


「伺っております」を使った例文

・『部長の実家はこちらだと伺っております』
この例は、部長の実家がこちらであると聞いていると述べています。

こちらであると聞いているという部分をとても丁寧に述べているが「伺っております」になるのですが、注意すべく点は、このお話の場合、実家という言葉があるがゆえ、場所を指す内容だと把握し、場所がどこであるかを聞いているとなっているため、実家という言葉が無いと、「部長はこちらだと伺っております」となり、部長のいる場所がこの場所だという意味になるので何がどうであるかをきちんと記すのが重要です。

「伺っております」の返答や返信例

「伺っております」の返答は、何がどうであるかの返答なので、場所を聞いている場合、場所が正しいか間違いであるかを返答すればよいでしょう。

一方、場所ではなく、話を聞いているという場合、会話をしていますので会話自体が返答です。

この言葉は、何がどうであるが重要でその工程が、話を聞いていることか、場所を聞いていることか、自ら訪ねているかという行動を指すかなどを把握してから返事をするのが重要になります。

まとめ

「伺っております」は、意味が3つあり、一つは話を聞いていること、2つは場所がどこであるかを聞いている訪ねるという意味、そして最後は自らその場所を訪れるという行くという行動を指す言葉です。

この3つのどれに該当するかを何がどうであるかという言葉の基本原則から把握して意味を理解することが重要で、意味を間違って理解してしまいやすい文章においては、何がどうであるかをきちんと説明することがとても重要になります。