この記事では「お待たせしてしまい恐縮ですが」という言葉について説明していきます。
「お待たせしてしまい恐縮ですが」とは?
相手が待っていることへの返答として使われる言葉で、この言葉の段階からさらに時間がかかるということが基本となります。
「発送が遅くなってしまいお待たせしてしまい恐縮ですが、10日には体制が落ち着く予定で順次発送してまいります、お客様の手元には14日頃に届くものと思われます」というような文章で使われ、この文章自体は8日や9までには届くということになります。
口頭でも使うことはありますが、シチュエーション的に手紙やメールで使うシーンが多いともいえます。
「お待たせしてしまい恐縮ですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
面接や商談の対面で相手を待たせるではできるだけ早く状況を把握して伝えることが大事で、詳しく待たせる理由を伝えるに越したことはありませんが「お待たせしてしまい恐縮ですがもう少し時間がかかります」という程度でも情報を相手に伝えたほうがいいでしょう。
敬語であり目上の人や来客の人にも使えます。
接客においては商品入荷の遅れというケースで使われることがあり、この場合情報すらないこともありますが、理由などをできるだけ伝えたほうが良いと言えるでしょう。
「お待たせしてしまい恐縮ですが」を使った例文
・『渋滞のためお待たせしてしまい恐縮ですが、通常ダイヤより20分遅れで到着の予定です』
バスでの使用例です。
理由と予定を伝えるのが理想ですが、予定までは難しいケースもあります。
・『台風の影響で出荷が遅れていてお待たせしてしまい恐縮ですが、来週までにはお届け出来るように致します』
スーパーなどに並ぶ製品の生産側からの遅れのお詫びの例文です。
『台風の影響でメーカーからの出荷が遅れていてお待たせしてしまい恐縮ですが、来週までにはお届け出来る予定です』とすると店側から伝える例文になります。
・『お待たせしてしまい恐縮ですが、会議が終わるまでもう少々お待ちください』
面接に来た就活生相手の例文です。
この場合時間が伝えにくいという側面があります。
「お待たせしてしまい恐縮ですが」の類語や敬語での言いかえ
「お待たせしてしまい申し訳ありません」「大変お待たせしてしまい申し訳ないのですが」などが言いかえとして挙げられます。
「お待たせしてしまい恐縮ですが」の類似表現
「お待たせしてしまいすみません」という言葉は比較的カジュアルな場での類語と言えます。
「お待たせしてしまい恐縮ですが」の敬語表現
「お時間を取らせてしまい大変恐縮ですが」といするとより丁寧になります。
「お待たせしてしまい恐縮ですが」の返答や返信例
商談や面接では「わかりました」という意図を使うことが多く、接客では「また次回伺います」などと返すことが多くなります。
メールや手紙では返答まではしないことが多いでしょう。
まとめ
お待たせしてしまい恐縮ですがという言葉はさらに時間がかかるというケースで使われ、配送でも使われるため触れる機会が多くなっている言葉です。