励ましのメッセージを届けたい時に、どう言えばいいのか悩むことも。
「お体に気をつけて頑張ってください」の使い方を見ていきましょう。
「お体に気をつけて頑張ってください」とは?
この場合の「体に気をつける」とは、風邪や病気にかからないよう健康管理をすることをいいます。
また「頑張ってください」は、前向きに日々を送ることをあらわします。
「体を壊さないように、励んでくださいね」という意味があります。
「お体に気をつけて頑張ってください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
しばらく会えない方に「明日からも、頑張ってください」と伝えたい時のひと言です。
転勤の辞令が出て遠くに行かれる方、また育休や産休で会社を休む方に、温かいメッセージを送れます。
温かみのあるひと言ですが、事故や病気のためお休みに入る方には冷たい表現です。
健康であることを前提とした言い回しなので、留意しながら用いていくといいでしょう。
「お体に気をつけて頑張ってください」を使った例文
・『退職されても、お体に気をつけて頑張ってくださいね』
・『何かとお忙しい毎日ですが、お体に気をつけて頑張ってください』
・『新しいところに行っても、お体に気をつけて頑張ってください』
「お体に気をつけて頑張ってください」の類語や敬語での言いかえ
こちらの文言の類語、そして丁寧な言い方を見ていきましょう。
「お体に気をつけて頑張ってください」の類似表現
似ている言い方に「お体に気をつけてお過ごしください」があります。
「頑張ってください」は前向きな表現ですが、人によってはプレッシャーに感じることも。
また目上の方の中には、下の立場の人に「頑張って」といわれるのは、微妙な心境になることがあります。
表現に迷ったら無難な「お過ごしください」にかえて用いていきましょう。
「お体に気をつけて頑張ってください」の敬語表現
さらに丁寧な表現に「ご自愛ください」や「ご健康とご多幸をお祈りいたします」があります。
「ご自愛」は「自分を愛する」という意味があるので「お体ご自愛ください」は間違い言葉にあたります。
「季節の変わり目、どうぞご自愛ください」や「お忙しい日々と存じますが、〇〇様のご健康とご多幸をお祈りいたします」と用いていきましょう。
「お体に気をつけて頑張ってください」の返答や返信例
明るいエールをもらったら、シンプルにその気持ちを受け取っておきましょう。
「お気持ち、非常に嬉しいです。
ありがとうございます」とお答えします。
まとめ
「お体に気をつけて頑張ってください」を解説しました。
しばらく会えない方に、エールを届ける言い回しです。
お別れの席を盛り上げるひと言を覚えて、敬語力を磨いていきましょう。