美容関係の仕事の中でも最近特に人気の高い「アイリスト」と「ネイリスト」には、どのような違いがあるのでしょうか。
「アイリスト」とは?
「アイリスト」とは目元に関する美容を行うプロを意味します。
目元美容のプロが「アイリスト」で、主にまつ毛に対し美容を行います。
まつ毛のエクステやまつ毛のパーマなどをお客様の希望に合わせ行うことが主な仕事です。
そして、この「アイリスト」になるためには、「アイリスト」専門の資格は特にないものの「美容師免許」は必須となります。
「美容師免許」は、髪を切る美容師になるための免許で、一般的に専門学校などの通いスキルと専門知識を学び、そして、国家試験に合格する必要があります。
晴れて合格し美容師になったうえでスキルを磨き「アイリスト」として働くことが可能です。
「ネイリスト」とは?
「ネイリスト」とは爪に関する美容を行うプロを意味します。
爪美容のプロが「ネイリスト」で、主にネイルケアやカラーリング、ネイルアートなどを行います。
お客様のニーズにあわせ、様々なネイルを行うことが「ネイリスト」に求められるスキルとなります。
そんな「ネイリスト」になるために資格は不要です。
もちろん、学歴なども不要で独学で勉強し「ネイリスト」として働くことが可能です。
ただし、多くの場合、ネイルスクールや通信講座などで基本的な技術を学んでいます。
アシスタントとして働きながら「ネイリスト」の技術を習得することも可能です。
「アイリスト」と「ネイリスト」の仕事の違い
簡単に「アイリスト」と「ネイリスト」の違いを言えば、「アイリスト」は目元美容のプロ。
「ネイリスト」は爪美容のプロ。
と目元なのか、爪なのかといった違いになります。
どちらも、センスや技術、お客様とのコミュニケーション能力を問われる仕事となります。
そして、資格としての大きな違いは「アイリスト」の場合は必ず「美容師資格」が必要であるという点です。
「美容師資格」がなければ、「アイリスト」として働くことはできません。
そのため、どちらのハードルが高いというと「アイリスト」となります。
「アイリスト」と「ネイリスト」の仕事の違い(給料面の考察)
働き方によって異なる給与ですが、やはり、国家資格となる「美容師資格」を有する「アイリスト」の方が給与面において優遇される傾向があります。
サロンで正社員として勤務する場合、「アイリスト」の方が「ネイリスト」に比べ数万円程度高い給与で働くことが可能です。
まとめ
以上が「アイリスト」と「ネイリスト」の違いです。
目元美容のプロと爪美容のプロといった違いのほか、必要とする資格に大きな違いがあり、その点には特に注意が必要です。
