「足掻きが取れない」とは?使い方や言い換えなど、ビジネスでも使える言葉を分かりやすく解釈

「足掻きが取れない」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「足掻きが取れない」という言葉について説明していきます。

「足掻きが取れない」とは?

動きが取れない、抜け出す手段がないといった意味の言葉で「パソコンが動かず足掻きが取れない」「約束のメールが来ないので足掻きが取れない」というような使い方が可能です。

基本的にかなりネガティブな状態であるということになり、段々とこの状態になっていくケースと、突如としてこの状態になってしまうことがあります。

物理的に足掻きが取れないというケースはそう多くはなく、沼に落ちてしまう、車がひどい渋滞にはまってしまうなどが近いこととはいえます。

「足掻きが取れない」の使い方や使われ方、使うときの注意点

「社内ネットが繋がらなくなって足掻きが取れないそうなので修理のものを呼んできます」というような使い方が社内でも出来ますが、非常によくない出来事があった場合に使われるということは確かで、頻繁には使われないことが理想と言えるでしょう。

また、ビジネスにおいてプレスリリースなどで使うことはないと言って良い言葉ではありますが、会社が非常に苦境に立たされているケースではわずかに使う可能性はあります。

接客に対しては店員から客に対して使うことは非常に少なく、「入荷が全く無くて足掻きが取れない」というようなネガティブな報告で使うことはあります。


「足掻きが取れない」を使った例文

・『手足の関節を完全に極められて足掻きが取れない』
身体的に足掻きが取れないという例文です。

柔道の寝技やプロレス技などで使うケースがあります。

・『資金が底をついているため足掻きが取れない』
会社での使用例ですが非常にネガティブな用例と言えます。

一応何らかの融資があれば改善の可能性はあります。

・『電車が二本止まってしまい足掻きが取れない』
振替輸送の路線すら使えない状況になってしまったという使い方です。

「足掻きが取れない」の類語や言いかえ

「動きが取れない」「がんじがらめ」「雪隠詰め」「身動きが取れない」「沼にはまってしまった」「苦しい状況にある」「厳しい状況にある」などが類語という事ができます。

「足掻きが取れない」の類語

「動きが取れない」「抜け出せない」「脱出できない」など現状を変えられない状態であれば類語ということができます。

「足掻きが取れない」の敬語

敬語を使う相手がこうなっているケースがあまりない言葉ではありますが「身動きが取れない」がやや丁寧ではあります。

まとめ

足掻きが取れないという言葉は、動けないという意味合いで次の策も封じられているケースが多くなります。

社内が停電しただけでも足掻きが取れないということにはなりえます。