「メールを拝見したところ」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「メールを拝見したところ」とは?
これは、メールを見たことで何か述べる場合に使用される言葉です。
「拝見」は「見ること」を意味します。
そしてこれは、相手にへりくだるような意味を持つ敬語になっているのです。
なお、「拝見」は名詞になっています。
そのため「拝見する」という形にして、行為を表現する使い方にしているのです。
なお、「拝見した」にすると過去形になります。
つまり、既に実行済の行為であることを言い表せるのです。
なお、「〜したところ」は「〜したら」と同等の意味を持ちます。
このように表現したほうが、フォーマルな印象に聞こえるのです。
これらのことから、この言葉がメールを見たことで何か述べる場合に使用されるものであると分かるのです。
「メールを拝見したところ」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、あるメールを受領していたとします。
そして内容を見ても、特に問題はなかったのです。
このようなケースで、「メールを拝見したところ、特に問題はございませんでした」と伝えるとよいでしょう。
これにより、メールを見た結果について、上手に言及できるのです。
この言葉を使うときは、「メールを拝見したところ」の表現方法に注意するべきです。
これは「メールを見たところ」と言い換えできます。
また、「メールをご覧になったところ」とすれば尊敬語の表現に言い換えできるのです。
「メールを拝見したところ」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『メールを拝見したところ、特に気になる点はありませんでした』
・『メールを拝見したところ、ようやく理解ができました』
・『メールを拝見したところ、しっかりした方だと感じました』
「メールを拝見したところ」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「メールを拝見したところ」の類似表現
たとえば、「メールを見たところ」が類似表現になります。
「拝見した」と「見た」は、同じような意味で使えるのです。
「メールを拝見したところ」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「メールを拝見しましたところ」に言い換えできます。
なお、これは丁寧語を加えた表現になっているのです。
まとめ
このように、メールを見たことで何か述べる場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
