この記事では「お休みのところ」について解説をします。
「お休みのところ」とは?意味
休日中なのに、といった意味です。
相手を気遣う意味合いがあります。
「お休み」は「休み」に「お」をつけた美化語です。
休息、休みの時間・日という意味があります。
「ところ」は、場面、ちょうどそのところという意味です。
「話しているところ」という場合だと、今話をしている最中、ちょうど話しているところという意味になります。
「お休みのところ」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事をしていると、突然の出来事に襲われることがあります。
緊急の用事があり、休みの日の相手に電話をしなければならない、そのときに用いる言葉です。
休みの日には仕事のことを考えたくないという人がいます。
家族と出かけていて、その時間を邪魔されたくないという人もいます。
つまり、休日に仕事の用事で電話をするのは、相手に迷惑をかけるのです。
いきなり電話をしてきて、いきなり用件をいわれると腹が立つことでしょう。
そこで、相手を気遣う意味でこの言葉を用います。
用件を話す前に一言添えると、気を遣っていることが伝わります。
迷惑をかけているので「申し訳ありませんが」など謝罪の言葉も述べるようにします。
そして、今話してもよいかを尋ねます。
相手は家族と楽しい食事中かもしれません。
対応できない場合もあるので、話しても大丈夫かを聞くのです。
休日の大切な時間を奪わないように、伝えたい内容はあらかじめまとめておき、簡潔に述べるようにします。
用件が済んだら、もう一度謝罪の言葉を述べ、対応してくれたことに対して感謝の意を伝えます。
相手が電話に出ないこともあるでしょう。
その場合は、どのような用件なのかを伝言として残しておきます。
電話をくれるようにお願いもしておくとよいでしょう。
電話をかける時間帯にも気をつける必要があります。
夜遅くや朝早くは、緊急の場合を除いて避けることが望ましいです。
「お休み」は休憩時間のことも指します。
そのため、この言葉は今日は出勤日で、今休憩中だというときにも使用できます。
この場合も、休んでいるところを邪魔して相手に迷惑をかけるので、謝罪の言葉を添えるようにします。
「お休みのところ」を使った例文
・『お休みのところ申し訳ありません』
「お休みのところ」の返答や返信例
休みの日に連絡をしてこなければならないような事柄なので、話を聞くようにします。
指示を出す必要があれば、必要なことを伝えます。
まとめ
休みの日は仕事のことを忘れてゆっくりとしたいものです。
しかし、どうしても連絡しなければならない事柄が出てきてしまうことがあります。
そのときに、相手を気遣って用いる言葉です。