「見ておきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「見ておきます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「見ておきます」という言葉について説明していきます。

「見ておきます」とは?

自分が見ておくという意味の言葉で、この資料を見て欲しいなどというような言葉の返答としても使えますが、目上の人に使う言葉ではないので、目上の人から見て欲しいと言われた場合は「拝見いたします」などの言葉を使う事が考えられます。

旅行に行くという話で名所を見ておくといいという言葉の返答などにも使われます。

なお、まだその場にはなくその時点で見ることができないものに対しても使うことが出来る言葉で、後で放送されるテレビ番組、後で届くメール、更新予定のホームページ等に使えます。

「見ておきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネスの場で使うケースでは資料を見る、メールを見るなどの際に使われることはありますが、同僚、親しい上司の間で使われる言葉と言えます。

接客において使うケースは「在庫を見ておきます」という使い方や「修理箇所を見ておきます」という使い方が挙げられます。

その場ですぐに動くイメージの言葉ではないため、やや使われるケースが少ないとも言えます。


「見ておきます」を使った例文

・『在庫を見ておきます』
店舗などでの使い方で、店員同士の会話が基本ですが、場合によっては客に対して使うこともあります。

・『A…開始までに資料を見ておいて B…はい、見ておきます』社内での会話例で上司からの言葉への返答と言った例です。

「拝見いたします」が社内資料では使いにくいケースもあります。

・『A…桜が綺麗だから見ていくといいよ B…見ておきます』
出かける予定を聞いた際の会話の例文です。

こちらも「拝見いたします」は使いにくい状況があります。

「見ておきます」の類語や敬語での言いかえ

景色などであれば「見ます」、文章や書類などであれば「目を通します」などが類語として挙げられます。

「見ておきます」の類似表現

「目に焼き付けます」はこの方向性としては最も進んでいますが、意図自体は類語と言える部分はあります。

風景を勧められた場合「写真を撮ってきます」も意図としては近いものがあります。

「見ておきます」の敬語表現

目上の人が見せたものや、関わりのある他社のものを見るときは「拝見いたします」という言葉が使えますが、目上の人が出演などしない、単に好きな番組などのケースで「テレビを見て」という会話では「拝見します」とは使わなくても良いでしょう。

「見ておきます」の返答や返信例

見ておくといい理由などを話すか、何も言わないというケースもあります。

まとめ

見ておきますという言葉は見る対象が非常に広い言葉で、重大な資料から風景や看板などにも使うことができます。

すべてのケースで「拝見いたします」とはしにくい部分もあります。