この記事では「いらっしゃいますね」について解説をします。
「いらっしゃいますね」とは?意味
そこにいるという意味です。
「いらっしゃいますね」の「いらっしゃい」は「いらっしゃる」のことです。
「いる」の尊敬語で、ある場所に存在するという意味になります。
「ます」は敬意を表す語です。
「ね」は、自分の気持ちを表すとき、感動を表すとき、相手の同意を期待するときなどに用いる言葉です。
たとえば、「あなたの出身地は北海道でしたね」という場合だと、聞き手の出身地が北海道であることに同意を求めています。
親しみを込めて使用されることもあります。
「いらっしゃいますね」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
今ここにいるという意味です。
「いらっしゃる」は尊敬語で、敬うべき人がそこにいることを表します。
話し手側のことには使用しません。
AさんにBさんが電話をかけてきました。
Bさんは「Cさんはいますか」とAさんに尋ねます。
Bさんの方が、AさんやCさんよりも偉い立場です。
Cさんは、今ここにいます。
そのときに「いる」という意味で「いらっしゃる」と言いたくなりますが、自分の側のことなのでこのようには表現しません。
AさんがBさんのいる会社に電話をしました。
BさんがいるのかをAさんが尋ねるときには「Bさんはいらっしゃいますか」となります。
親しい間柄であれば「いらっしゃいますね」と言うこともあるでしょう。
DさんとEさんは、同じ職場で働いている友達です。
EさんがDさんに対して、ある人が今日は会社に来ているのかを尋ねました。
こういったときなら、この言葉を用いることがあります。
DさんからEさんに対して親しみを込めて「ね」という言葉を使っています。
親しくない間や目上の人に対して使用するのは失礼です。
親しい間以外では、職場では語尾に「ね」は使用しないことが望ましいです。
語尾に「ね」をつけてしまうと、なれなれしい印象になります。
人によっては、それを不快に感じます。
また、この言葉は「お似合いでいらっしゃいますね」のような使い方もできます。
この場合は、目上の人に対して使用することもあります。
「いらっしゃいますね」を使った例文
・『○○は今いらっしゃいますね』
「いらっしゃいますね」の返答や返信例
そこにいるのか尋ねた場合は、その人に用事があって尋ねているはずです。
この言葉が返ってきたなら、用事のある人に用件を伝えます。
ほめてもらったときなら、「ありがとうございます」「うれしいです」などの返事の仕方があります。
まとめ
この表現は目上の人に対して使用するのは不適切です。
もしも使用するなら、親しい間柄だけにします。