この記事では「確認中ですので」について解説をします。
「確認中ですので」とは?意味
はっきりと確かめているところだという意味です。
「確認」には、はっきりと確かめることという意味があります。
たとえば「鍵がかかっているか確認する」という場合だと、鍵がしまっているのか、しまっていないのかをはっきりさせるという意味になります。
「中」は今その活動をしていることを表す語です。
「授業中」という場合だと、今授業をしていることを意味します。
「です」は断定の意を表します。
「ので」は、この後に原因・理由・根拠などを続ける語です。
「確認中ですので」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かをはっきりさせているところであるのを示すために用います。
すでにはっきりした、これからはっきりさせるということではなく、今やっているところという意味になります。
主に取引先の相手やお客様に対して使用されます。
たとえば、夜中に大きな地震があったとします。
夜中のことなので、会社がどうなったのかわかりません。
出勤してみると大きな物が倒れているということはなく、被害はないように見えます。
しかし、まだわかっていない被害が存在する可能性はあります。
この会社と取引をしている他社から、地震の被害はあったかという問い合わせがありました。
この会社の者でも、地震の被害については把握しきれていないので、被害があった、なかったとはっきり示すことができません。
そのようなときに「確認中ですので」という言葉を用います。
被害があったのかを今調べているといった意味で用いています。
「ですので」の後には言葉が続きます。
被害についての問い合わせの場合だと「お待ちください」などの言葉が続くでしょう。
「確認中ですので」という言葉自体は敬語ではなく、相手に敬意を表したい場合にはその後に続く言葉を丁寧にします。
「確認中ですので」を使った例文
・『確認中ですので、しばらくお待ちください』
「確認中ですので」の返答や返信例
何かを問い合わせたときにこの言葉が返ってきます。
今はっきりさせようとしているところなので、はっきりした答えを求めても期待できません。
待っていてくださいという話し手が述べる場合が多いので、待っていましょう。
はっきりしないと気持ちが落ち着かないかもしれませんが、話し手も調べているところで状況を十分に理解できていないので、待つしかありません。
まとめ
この言葉は、はっきりさせているところだという意味で使用をします。
「ですので」の後には「お待ちください」などの言葉が続くことが多いです。
相手を待たせることがあるので、丁寧な対応をして不快な思いをさせないように気をつけます。