この記事ではいつまでもお元気でいらしてくださいという言葉について説明していきます。
「いつまでもお元気でいらしてください」とは?
いつまでも元気でいて欲しいという意図の言葉で、「いらしてください」は「いらっしゃってください」の略語です。
いらしてくださいには「来てください」「居てください」「行ってください」の意味があるのでややわかりにくい言葉ではありますが、「いつまでもお元気でいらしてください」は「元気で居てください」の意味になります。
現在進行で闘病中の人にはやや使いにくい言葉です。
「いつまでもお元気でいらしてください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスにおいて使うケースは定年退職する人に対する挨拶がほとんどと言える言葉で、定年退職したOBに対して使うことも可能と言えます。
業務そのもので使うことはあまり多い言葉ではありません。
接客においても思うことはあってもあまり使うことのない言葉ではあり、対面接客でプライベート的な会話に入ったときに使うことはありえます。
「いつまでもお元気でいらしてください」を使った例文
・『長い間ありがとうございました、いつまでもお元気でいらしてください』
定年退職する人に向けて使う場合、お礼の言葉を前につけて使うことが考えられます。
・『95歳ですが、いつまでもお元気でいらしてください』
接客などで年齢を知ったケースでの使い方です。
反応としての使い方ではありますが70代の人に使うことはないでしょう。
・『ご指導ありがとうございました、いつまでもお元気でいらしてください』
会社のOBが指導に来た際のお礼の言葉としての例文です。
「いつまでもお元気でいらしてください」の類語や敬語での言いかえ
短くした「いつまでもお元気で」「ずっとお元気で」などは類語ですが丁寧さは薄れています。
「いつまでもお元気でいらしてください」の類似表現
「これからもお元気でいらしてください」は闘病中の人に使いにくいという部分は「いつまでもお元気でいらしてください」と共通していますが、「これからも」の方は過去に大病を患っていたひとに使いにくくはありますが類語ではあります。
「いつまでもお元気でいらしてください」の敬語表現
この時点で丁寧な言葉ですが、「いつまでもお元気でいらっしゃってください」はより丁寧な言葉として使えます。
「ご健勝をお祈り申し上げます」も敬語表現の類語と言えます。
「いつまでもお元気でいらしてください」の返答や返信例
ありがとうという意図を返すのが一般的です。
まとめ
いつまでもお元気でいらしてくださいという言葉は、ビジネスでは定年退職する際に使う言葉で、接客ではかなり例外的な使い方になります。
恩師への手紙などプライベートの方が使用ケースは多いと言えるでしょう。