この記事では「ご添削いただければ幸いです」について解説をします。
「ご添削いただければ幸いです」とは?意味
書いた文章を改めてくれるとうれしい、といった意味です。
「ご添削」は「添削」に「ご」をつけた言葉で、他人が書いた文章や詩などに手を加えて改めることという意味があります。
「ご」は、他人の行為を表す語について、その人に対しての尊敬の意を表すものです。
たとえば「ご覧」という場合は、見るという行為をする人を敬っていることになります。
「ご添削」の場合だと、添削をするのは他者で、その人に対して尊敬の意を表しています。
「いただけ」は「いただく」のことで、話し手や動作を受けるものにとって恩恵になることを他人から受けるという意味です。
「ば」は仮定する条件を表します。
「幸い」は、助かる、ありがたいことといった意味です。
「です」は丁寧の意を表します。
「ご添削いただければ幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、文章などに手を加えて改めてもらいたいときに使用をします。
文章を書いたのは話し手のこともあれば、話し手以外のこともあります。
添削をするのは聞き手です。
相手に敬意を表す言葉を使用しているので、目上の人に対して使用しても失礼ではありません。
自分よりも知識や経験を持つ人に、自分が書いた文章に手を加えてもらいたいことがあるでしょう。
そういったときに用います。
お願いをするときの言葉に「~してください」があります。
この表現でも問題はありませんが、命令しているように受け取られたり、押しつけがましく感じたりすることがあります。
「幸いです」とすると命令の意味はなく、押しつけがましさはありません。
「無理でなければやってください」といったニュアンスになります。
どんなに素晴らしい考えでも、文章がわかりにくいものではその素晴らしさが伝わりません。
文章を適切なものにすることで、読む人にわかりやすくなり、書いた人が意図することが伝わりやすくなります。
「ご添削いただければ幸いです」を使った例文
・『こちらの文章をご添削いただければ幸いです』
「ご添削いただければ幸いです」の返答や返信例
添削することができるのか、できないのかを答えます。
添削をするのなら、いつまでに添削を行えばよいのかを確認しておきましょう。
できない場合は一方的に突き放すような形にならないように気をつけて断ります。
できない理由を述べてもよいでしょう。
まとめ
この言葉は、文章に手を加えてよりよいものにしてもらいたいときに用います。
文章をよりよいものにすることで、読む人にとってわかりやすくなり、こちらの伝えたいことが伝わりやすくなります。
