「返答待ち」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「返答待ち」とは?
「返答待ち」は、「相手からの回答を待つこと」を意味します。
これは、「待つこと」や「待つ状態」を示して使用されます。
「返答」とは、相手からの回答のことです。
そのため、前段には自分が何かを問いかける行為が存在します。
自分からの問いに対して、相手からの回答を待つ状態を「返答待ち」と表現できるのです。
「待ち」は「待つ」という動詞が原形になっています。
ここでは「待ち」と語尾を活用することで、名詞のように使用しているのです。
「返答待ち」と表現することで、「返答を待つこと」や「返答を待つ状態」を表しているのです。
「返答待ち」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「返答待ち」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが顧客に質問していたとします。
上司は、回答の内容を気にかけており、あなたに状況を尋ねてきました。
しかし、顧客からの回答はいまだ来ていないのでした。
このような場合には、「顧客からの返答待ちの状態です」と述べるとよいでしょう。
これにより、回答を待っている状況である事を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する場合には、「返答待ち」の使い方に注意しましょう。
「返答待ち」だけでは文章が完結しないので、「返答待ちです」や「返答待ちでございます」のように、語尾を補ってあげる必要があるのです。
「返答待ち」を使った例文
「返答待ち」を使った例文を挙げます。
例文のように、「誰からの」や「いつ」などの言葉を付与すると、分かりやすい文章を作成できることでしょう。
・『これからしばらくは、顧客からの返答待ちです』
・『今日は朝からずっと、お客様からの返答待ちでございました』
・『明日の午後くらいまでは、返答待ちの状態だと思われます』
「返答待ち」の類語と敬語での言いかえ
「返答待ち」の類語と敬語を解説していきます。
「返答待ち」の類似表現
「返答待ち」の類似表現には、「回答待ち」があります。
「返答」と「回答」は、同じような意味で使用できる類似の言葉なのです。
「返答待ち」の敬語表現
「返答待ち」を敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「ご返答をお待ちすること」に言いかえできます。
「お待ちする」は「待つ」の謙譲表現であり、相手への敬意を示す効果があるのです。
まとめ
このように「返答待ち」は、誰かからの回答を待つような状態を、表現するためのフレーズです。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
