この記事では「ご安心ください」という言葉について説明していきます。
「ご安心ください」とは?
心配しないで欲しい、上向きな気分で大丈夫ですと言った意味合いの言葉で、この言葉をかけられる人は相手が不安を述べた際に安心を促すというシチュエーションで使うことが多くなります。
発声して使うことがほとんどとは言えますが、ネット通販などで「二次受付もあるのでご安心ください」などのような使い方もあり、文字でも使われる言葉ではあります。
「ご安心ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
一定の敬語ではあり、会議などで使うことも可能ですが、対面で非常に目上の人に使うケースはかなり少ないとは言えるでしょう。
あまり公共交通機関の遅延などでは「ご安心ください」という言葉は使われません。
接客においては会話が多い対面接客で使うことがあり、「このスマホ、SDカード入らないの」という質問に「ご安心ください、SDカードに対応しています」という使い方ができます。
スーパーなどの陳列などにおいて産地などの安心を伝える文章としても使われることがあります。
「ご安心ください」を使った例文
・『ご安心ください、機能的には他社より先駆けたものとなっています』
商品を紹介する会議での使い方の例文です。
・『産地から責任をもって当社が一貫した検査を行っているのでご安心ください』
食品の安心を伝えるポスターなどでの使用例です。
・『ご安心ください、他社製のカーナビも装着できますよ』
自動車ディーラーでの会話例で、自分の希望にあっているか不安という系統での用例です。
できないというときは「残念ながら装着できません」などと返します。
「ご安心ください」の類語や敬語での言いかえ
「安心してください」「ご心配にはおよびません」などが言いかえと言え「お喜びください」は方向性としては近いですが進みすぎた言葉と言えるでしょう。
「ご安心ください」の類似表現
「ご心配なさらないでください」「心配ご無用です」も系統としては類語と言えるでしょう。
「ご安心ください」の敬語表現
「ご安心いただければ」という言葉はより丁寧ですが、ややニュアンスが異なっており「ご安心ください」も問題なく敬語として使えます。
「ご安心ください」の返答や返信例
安心してくださいという内容に対しての返答、わかりましたなどとの答え方ができます。
ポスターなどの表記に返答は不要でしょう。
まとめ
ご安心くださいという言葉は心配はいらない、不安にならなくていいという意味で、必ずしもこう答えられない場合もあり、その場合は残念ですが、残念ながらなどという言葉で説明をすることになります。