この記事では「ご連絡差し上げた次第です」という言葉について説明していきます。
「ご連絡差し上げた次第です」とは?
「連絡しました」というニュアンスで、先に連絡した理由をつけて使われることが一般的です。
「今日の会議は場所が変更になったのでご連絡差し上げた次第です」などのような使い方をして、「ご連絡差し上げた次第です」の後には基本的に挨拶などで連絡を終える方向に会話が進みます。
文章でも電話を中心とした口頭でも使うケースがあります。
イレギュラーな自体であるというときに使われることが多いと言えますが、もともとあったことを確認のために「ご連絡差し上げた次第です」とすることもあります。
「ご連絡差し上げた次第です」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスにおいては、もともとの約束や実行すべきことを確認する場合、またはイレギュラーな自体でその約束や実行すべきことに変化があった場合に使われるケースが多くなります。
他社からの連絡、同社内の連絡両方で使うことがありえます。
接客においては予約商品の入荷連絡の電話などでも使うことがあります。
対面接客からの購入というケースで使うことが多くなり、スーパーではまず使われることはありません。
「ご連絡差し上げた次第です」を使った例文
・『本日午後2時から修理に参ります、ご確認のため、ご連絡差し上げた次第です』
電話で伝えるケースで、約束を確認する使い方です。
ここで時間が変更になった場合も「ご連絡差し上げた次第です」という言葉が使えます。
・『本日午後2時の予定でしたが、大変申し訳ございませんが、予定が立て込んだため、午後2時30分頃に変更させていただくことをご連絡差し上げた次第です』
時間が変更になったという例文です。
「ご連絡差し上げた次第です」にはお詫びの意図がないので、先にお詫びをする必要があります。
・『今日の1限は休講になるのでご連絡差し上げた次第です』
大学の事務局からの連絡例となります。
学生同士の連絡ではここまでへりくだることはないでしょう。
「ご連絡差し上げた次第です」の類語や敬語での言いかえ
「ご連絡いたしました」「お電話いたしました」などが類語になります。
「ご連絡差し上げた次第です」の類似表現
お伝えしましたも類語になりますが敬語の段階は低くなります。
「ご連絡差し上げた次第です」の敬語表現
「ご連絡差し上げた次第です」で敬語として使うことができます。
「ご連絡差し上げた次第です」の返答や返信例
連絡ありがとうという意図、連絡内容の確認などが返答としてあげられます。
まとめ
ご連絡差し上げた次第ですという言葉は確認、イレギュラーな自体の伝達で使われることが多く、電話がメインの言葉でメールでも使われます。
直接というケースはやや少ないでしょう。