「ご随意にお願いいたします」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご随意にお願いいたします」とは? ビジネス用語【一語】

「ご随意にお願いいたします」という言葉はビジネスで使う機会のある人も多く、覚えておくと便利な言葉でもあります。

意味や使い方、返答の仕方など、大切なポイントをかいつまんで簡単に説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「ご随意にお願いいたします」とは?意味

「ご随意にお願いいたします」「ご随意」とは「思った通りに」「思うがままに」などという意味があり、ある事柄に対して制限や決まりがないことを表しています。

「お願いいたします」「お願いします」を丁寧な言葉にしたもので、全体を通して分かりやすく説明すると「思った通りに進めてみてください」という意味合いになります。

「ご随意にお願いいたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご随意にお願いいたします」という言葉は自分がクライアントとして個人や会社に対して仕事を依頼する場合に、その人の専門分野で特に制限なく進めてもらえる仕事をお願いする際に使われます。

「自由に作業を進めてくださいね」「自分の思うとおりに書いてみてくださいね」と言う風なニュアンスの言葉として使いますが、内容に関して制限や決まりがないとはいえ提出期限や納期がある場合は忘れずに伝えておくように注意しましょう。


「ご随意にお願いいたします」を使った例文

・『今回執筆していただくコラムですが、健康に関することであれば特に細かい決まりはありませんので、ご随意にお願いいたします』
・『作業数に制限はありませんので、ご随意にお願いいたします』
・『今回のプレゼンはテーマ以外に規定や制約はありませんので、ご随意にお願いいたします』

「ご随意にお願いいたします」の返答の仕方

「ご随意にお願いいたします」という言葉に対して返答する場合には「了解いたしました。

自分の考えを書面にまとめて、ご提出させていただきます」
という言い回しが無難に対応できるのでおすすめです。

相手と行っている業務内容によって返答の仕方も多少変わってきますが、ほとんどの場合は先ほど紹介した言い回しで対応できます。

まとめ

ここでは「ご随意にお願いいたします」という言葉について、意味や使い方、返答の仕方など簡単に説明してきました。

ほとんどの仕事や業務には制約や規格、制限などがありますが、まれに決まりがほとんどなくクライアントから自由に考えて作ってください、執筆してくださいという依頼もあります。

そういった場合にクライアントが依頼する相手に対して使う言葉なので、使う側と使われる側どちらになっても困らないように覚えておきましょう。