この記事では「お詫びの品」について解説をします。
「お詫びの品」とは?意味
申し訳ないという気持ちを伝える品物、という意味です。
「お詫び」は、詫びる人、または詫びる相手を敬っていう語です。
「詫びる」には、謝るという意味があります。
「品」は品物という意味です。
何かに使う形のあるものをいいます。
「お詫びの品」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、謝罪をする相手に対して使用をします。
言葉だけで謝罪をすることもありますが、「申し訳ない」という気持ちを示して、品物を渡すときもあります。
この言葉は、品物を渡すときに伝えます。
渡すものは菓子折りが一般的です。
誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントとは異なるので、時計やマグカップといった実用的なものを渡すことはありません。
謝罪をするときには、菓子折りを渡すタイミングが重要です。
渡すタイミングによっては、相手を不快にさせてしまいます。
そのタイミングですが、相手が謝罪を受け入れてくれた後です。
謝罪を受け入れてくれる前に渡してしまうと、品物で許してもらおうとしているように感じられてしまいます。
菓子折りの価格は、謝罪する内容にもよりますが、3000円から5000円ほどが一般的です。
持ちをする、派手ではないものを選びましょう。
たとえば、せんべい、羊羹、クッキーなどです。
ケーキのような日持ちしないもの、デコレーションされている派手なものは望ましくありません。
のしはつけません。
お客さまに対しては、商品券を渡すこともあります。
「お詫びの品」を使った例文
・『お詫びの品です。お納めください』
「お詫びの品」の返答や返信例
謝罪の意味で渡しているものなので、受け取って問題ありません。
事情によって受け取れない場合は、気持ちは受け取って、品物は返します。
品物を受け取らないと、許していないと思われかねないので、気持ちは受け取ったことを伝えましょう。
お祝いの品とは異なるので、品物に対してのお返しは必要ありません。
もらったものは、使ったり食べたりします。
アレルギーがあって食べられないものなら、他の人にあげるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、謝罪をするときに使用をします。
まず、言葉を使って謝ることが大切です。
そして、気持ちを伝えるために菓子折りなどを渡すとよいでしょう。
渡すタイミングや渡す品物に気をつけてください。