この記事では「熟慮いただきありがとうございます」について解説をします。
「熟慮いただきありがとうございます」とは?意味
よく考えてもらったことへのお礼の言葉です。
「熟慮」には、よく考えることという意味があります。
長い時間をかけて十分に考えることをいいます。
「いただき」は「もらう」の謙譲語です。
「もらう」には、頼んで手に入れる、依頼をして他人にある行為をさせるという意味があります。
「ありがとうございます」はお礼の言葉です。
「ありがとう」の後に「ございます」を続けて、丁寧な言い方にしています。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「熟慮いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄についてよくよく考えてもらったときに使用をします。
考えてもらうことが話し手にとっての恩恵となっています。
ある事柄について考えて欲しくても、そうしてもらえないことがあります。
考えるという行為は疲れることです。
また、そのための時間も必要です。
やるべきこと、考えることが多い人は、熟慮をしている暇などないかもしれません。
それでも、こちらの求めに応じて熟慮をしてくれています。
それに対して感謝を伝える言葉です。
お礼を伝えるタイミングは、熟慮をした結果を知らせてくれたときです。
自分にとって望ましい結果であっても、そうでないときでも、よく考えてくれたことへお礼を伝えましょう。
「熟慮」と「いただき」の間に「して」を入れることもできます。
また、「いただき」は「くださり」ともできます。
「熟慮いただきありがとうございます」を使った例文
・『お忙しい中、熟慮いただきありがとうございます』
「熟慮いただきありがとうございます」の返答や返信例
よく考えた結果を伝えて、この言葉が返ってきているはずです。
「わかりました」という意やお礼の言葉だけであれば、返信をしないことがあります。
こちらからメールを送り、そして相手からメールをもらっており、さらにこちらからメールを返すと、メールのやりとりに時間を取られてしまいます。
メールを読んだり、書いたりすることへ、負担をかけさせてしまうのです。
返信をするなら内容は短めにしましょう。
まとめ
この言葉は、ある事柄をよく考えてもらったときに伝えるものです。
よく考えるという手間をかけてくれているので、そのことへお礼を伝えています。
考えてくれた結果を伝えてくれたときに、このような言葉を述べてみてください。