「下記の取り組みを行っております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「下記の取り組みを行っております」とは?
これは、下に記載した取り組みを実施していると伝える言葉です。
「下記」は横書きの文書で使用されます。
これは、「下に記す」が熟語になったものであり、文章の進行方向を示しているのです。
また、「取り組み」は「取り組む」という動詞が名詞化された形になります。
そして「取り組む」は「事にあたる」ような様子を表した言葉なのです。
なお、「行う」は「おこなう」と読みます。
これは「実施する」や「実行する」と同じ意味なのです。
ここれは現在進行形にして「行っている」と表現しています。
これを敬語にしたのが「行っております」なのです。
これらのことから、この言葉が下に記載した取り組みを実施していると伝えるものだと分かるのです。
「下記の取り組みを行っております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある顧客に自社の品質をアピールすることにしたとします。
そしてアピールするための文書には、自社の取り組みを列挙する事にしたのです。
このようなケースで、「品質確保のため、当社では下記の取り組みを行っております」と伝えるとよいでしょう。
これにより、取り組んでいる内容を下に書いたと、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「下記の取り組みを行っております」の表現方法に注意するべきです。
これは「以下の取り組みを実施しております」に変更できます。
また、「下記の通り取り組んでおります」に変更する事もできるのです。
このように、同じような内容を、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「下記の取り組みを行っております」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉によって、それぞれ違う印象を持つ表現にできるのです。
・『当社では、下記の取り組みを行っております』
・『品質を確保するために、下記の取り組みを行っております』
・『生産性の工場を目指して、下記の取り組みを行っております』
「下記の取り組みを行っております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「下記の取り組みを行っております」の類似表現
たとえば、「以下の取り組みを行っております」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「下記の取り組みを行っております」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「下記の取り組みを行っています」に言い換えできます。
なお、この場合は謙譲語を使わない表現になるため、注意するとよいでしょう。
まとめ
このように、下に記載した取り組みを実施していると伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。