「席を外しております」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「席を外しております」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「席を外しております」について解説をします。

「席を外しております」とは?意味

しばらくその場を離れている、今はそこにいないという意味です。

「席」には座る場所という意味がありますが、「外す」という言葉と共に使用をすると、しばらくその場を離れるという意味になります。

「おります」「いる」の丁寧ないい方です。

自分の側についていうときに用います。

「席を外しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

会社にはいるけれど、今は席にはいないという場合に使用をする言葉です。

丁寧な言葉を使用しているので、社外の人に使用しても問題ありません。

社外の人がAさんに用事があって電話をしてきました。

そのとき、Aさんはトイレに行っていて、自分の席にはいませんでした。

電話対応をしたのは別の人です。

社外の人に「今はAさんはトイレに行っています」ということを伝えるために、この言葉を用います。

トイレに行っている以外には、給湯室に行っている、来社した人の対応をしているなどの理由で、席にいないことがあります。

こういった理由を詳しく説明する必要はありません。

今この場にないことを伝えたら、後でこちらから電話をかけた方がよいのか、伝言を伝えておいた方がよいのか、などを相手に尋ねます。

伝言を受ける場合にはメモを用意し、相手のいったことをそのまま書き留めて、のちほど席にいなかった人に伝えます。

後で電話をかける場合には、誰から電話があったのか、こちらからかけ直すことを伝えたということを、知らせておきます。

「すぐに戻る」という対応はしない方がよいでしょう。

「すぐ」の感覚は人によって異なり、5分くらいをすぐと思う人もいれば、30分くらいだと考える人もいます。

そのため、「5分ほどで戻ります」など具体的に数字をあげて伝えるようにします。

この言葉は、会社にはいるけれど今は席にいないときに用いるもので、会社の外に出ているときには使用しません。

会社の外に出ている場合には「外出」といいます。


「席を外しております」を使った例文

・『今、席を外しております』

「席を外しております」の返答や返信例

用事があった相手が今はいないので、どうするかを決めます。

伝言を伝える、もう少し時間が経ってから電話をかけ直す、向こうから電話をかけてもらうなどの行動が考えられます。

急ぎの用事の場合には、そのことを伝えておきましょう。

急いでると伝えておけば、相手がすぐに対応をしてくれるはずです。

まとめ

電話をしたけれど、用事のある相手が今はいないことがあります。

そのときに用いる言葉です。

トイレに行っているなど詳しく理由を説明せず、「席を外している」と説明をします。