「ご検討いただきますようお願い申し上げます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「ご検討いただきますようお願い申し上げます」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」とは?意味

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」は、「あるものごとに対して相手に是非前向きに考えて欲しいとお願いする時の丁寧な表現」という意味です。

自社製品の紹介をしたり、自分の提案を説明して、購入や実現して欲しいことを伝える表現です。

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」の成り立ちや使われるシーン

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。


「ご検討いただきますようお願い申し上げます」の成り立ち

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」「ご検討+いただき+ます+よう+お願い+申し上げます」で成り立っています。

「ご」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、「検討」「あることの是非についてよく調べ考えること」という意味、「いただき」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形、「ます」は丁寧語、「よう」は希望の意味、「お」は自分の動作をへりくだる接頭辞、「願い」は動詞「願う」の連用形で「実現して欲しいと思う」という意味、「申し上げます」「自分の動作に続けて行為の対象を敬う」という意味です。

尊敬語と謙譲語、丁寧語が含まれているので、目上の人に使えます。

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」が使われるシーン

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」が使われるのは以下の様なシーンです。

1つ目は、自社の商品やサービスを勧める時です。

2つ目は、相手に対してビジネスオファーを出す時です。

3つ目は、自分の企画やアイデアを提案する時です。

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」の言葉の使い方や使われ方

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『弊社製品に関する資料を添付いたしますので、ご検討いただきますようお願い申し上げます』

自社の商品に興味を持って問い合わせてきた顧客に関して、資料を送り是非購入を考えて欲しいとお願いする時に使われます。

『内容は以上になります、是非ご検討いただきますようお願い申し上げます』

相手にビジネスのオファーを出して、是非引き受けて欲しいとお願いする時に使われます。

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」の類語や言いかえ

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」の類語や言いかえは以下の通りです。

「ご検討賜りますようお願い申し上げます

「賜る」は非常に丁寧な表現で、「目上の人からうやうやしくもらう」という意味です。

まとめ

今回は「ご検討いただきますようお願い申し上げます」について紹介しました。

「ご検討いただきますようお願い申し上げます」は、「相手に是非前向きに考えて欲しいとお願いする時の丁寧な表現」と覚えておきましょう。