この記事では「ご回答いただけますと幸いです」という言葉について説明していきます。
「ご回答いただけますと幸いです」とは?
アンケートなどに回答を促す際に使う言葉で、回答してもらえるとありがたいという意味です。
「回答」であるため、メールや手紙への返答というケースでは「返答」に置きかえて使う必要があります。
「回答」というケースから使用例は質問、アンケートに限られ、口頭で使うケースよりは文章で使うケースが多く、口頭だけで使うということは少なく、回答用紙に「ご回答いただけますと幸いです」と記載することが多いと言えます。
「ご回答いただけますと幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
社内、社外問わずアンケートで使われる例が最も多いと言えます。
入社面接における時事問題テストなどでは使わないことはないという程度と言えます。
接客において直接的に使うことはほぼなく、こちらもアンケートをとるというケースで使うのが大半で、特に口頭で伝える場合は性質的に対面接客が多くなると言えます。
「ご回答いただけますと幸いです」を使った例文
・『アンケートをお願いしております。お手数ですが、ご回答いただけますと幸いです。』
最も多い使用ケースと考えられるアンケートでの使用例です。
アンケート自体の文章スペースの問題もあり、定型文があるとまでは言えません。
・『利用者データをご回答いただけますと幸いです。』
利用者の性別や年齢だけを問うケースで短いアンケートと言えなくもない使い方です。
・『期日までにご回答いただけますと幸いです』
質問状での使い方でメールなどでも使われます。
一般的にはほぼ使われないとも言えます。
「ご回答いただけますと幸いです」の類語や敬語での言いかえ
「ご回答お願いいたします」「ご回答くださると幸いです」「ご回答くださると大変ありがたく存じます」などがあります。
「ご回答お願いいたします」も比較的使われる類語と言えます。
「ご回答いただけますと幸いです」の類似表現
「ご回答ください」も類語ですが、敬語としての意図が薄まっています。
「ご回答いただけますと幸いです」の敬語表現
ご回答いただけますと幸いですの時点で敬語ですが、「ご回答いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます」とよろしくお願い申し上げますなどをつけるとより丁寧になります。
より丁寧な「ご回答賜れますと幸いです」という言葉もありますが、使うシーンは限られるでしょう。
「ご回答いただけますと幸いです」の返答や返信例
返事自体はアンケートのためできないシチュエーションが多く回答するのが理想です。
まとめ
「ご回答いただけますと幸いです」という言葉はアンケート、質問状など限られた状況で使う言葉です。
定型文とまではなっておらず、言いかえによる変化をすることもありえます。