「記載させていただきます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「記載させていただきます」とは?
これは、記載させてもらうことを伝える言葉です。
「記載」は「記す」と「載せる」で構成された熟語になっています。
つまり、書面上や紙面上に記して載せるような行為を「記載」と表現できるのです。
また、「記載」は名詞ですが、「記載する」は動詞のように扱えます。
そして「記載させてもらう」にすると、相手の了承を得たような行為であるとの表現になるのです。
なお、これを「記載させていただきます」にすると敬語に変化します。
ここでは謙譲語と丁寧語で、言葉が持つ印象を変えているのです。
これらのことから、この言葉が記載させてもらうことを伝えるものだと分かるのです。
「記載させていただきます」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある内容を社内報に掲載することにしたとします。
そして、最終的な文案を、上司にチェックしてもらったのでした。
このようなケースで、「それでは、この内容で記載させていただきます」と伝えるとよいでしょう。
これにより、記載させてもらうということを、敬語で伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「記載させていただきます」の表現方法に注意するべきです。
これは「記載させてもらいます」に変更できます。
また、「記載致します」と言い換える方法もあるのです。
さらに、「書かせてもらいます」と表現してもよいでしょう。
このように、様々な形で同じ内容を言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「記載させていただきます」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉によって、それぞれ違う印象の表現にできるのです。
・『それでは、このまま記載させていただきます』
・『来月の社内報で、記載させていただきます』
・『来月号では詳細に、記載させていただきます』
「記載させていただきます」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「記載させていただきます」の類似表現
たとえば、「記載させてもらいます」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「記載させていただきます」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「記載いたします」に言い換えできます。
まとめ
このように、記載させてもらうことを伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。