正しい言い回しを心得ておくと、色々な方と気軽に話せます。
「お詳しいですか」の使い方を見ていきましょう。
「お詳しいですか」とは?
この場合の「お詳しい」とは、相手がよく知っていることをいいます。
「お」を付けているため、丁寧な言い方になっています。
「ですか」と質問しているので、相手がある事柄をよく知っているのか尋ねる言い方です。
「知っていますか」を改めた表現といえるでしょう。
「お詳しいですか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
取引先の方とゴルフや釣りなど、気軽な雑談をすることがあります。
仕事の話ばかりしていると距離を縮められないので、こうした話もビジネスの潤滑油。
関係性が深まってきたら、気軽に応じてみましょう。
「お詳しいですか」は丁寧に相手に尋ねる質問文ですが、人によっては「詳しい」に「お」を付けた物言いに不快感を覚えることも。
うがった見方をすると「馬鹿にされている」と受け止められるので、他の言い回しも学んでおきましょう。
例えば「知る」の尊敬語の「ご存知」を用いて「ご存知ですか」とすると、落ちついた言い方に聞こえます。
損しないフレーズを覚えておきましょう。
「お詳しいですか」を使った例文
・『渓流釣りはお詳しいですか』
・『この辺りはお詳しいですか』
「お詳しいですか」の類語や敬語での言いかえ
こちらの文章の類語、そして敬いの表現を見ていきましょう。
「お詳しいですか」の類似表現
似ている言い方に「お分かりですか」があります。
土地勘がない方に、駅までの道を知っているか尋ねる時にも使えます。
ただこの言い方も失礼にあたることがあるので「よろしければ駅までご案内します」や「詳しい地図がありますが、ご入用でしょうか」と言い方を変えておくと安心です。
「お詳しいですか」の敬語表現
さらに丁寧な表現に「ご存知ですか」や「ご存知でしょうか」もあります。
「知っていますか」を上品に直した文言なので、使いやすいです。
「お詳しいですか」の返答や返信例
このような質問を受けたら、ベストな対応を取っていきましょう。
例えば「土地勘はありますか」という意味の質問を受けたら「ええ、この辺りは出張で何度か訪れたことがあるので詳しいです」とお答えします。
まとめ
「お詳しいですか」をお伝えしました。
適切な表現を学んで、日々の業務に役立ててください。