この記事では「変わらぬお付き合いのほど」という言葉について説明していきます。
「変わらぬお付き合いのほど」とは?
関係性を維持していきましょうという意味で、これからもよろしくお願いしますなどと近い言葉です。
新たに関係を結んだ状態では使いにくい言葉で、一定の関係を築いたところで使えるようになる言葉です。
会社同士や店と顧客の関係性で使われ、「今後とも変わらぬお付き合いのほど」と「今後とも」をつけるケースもあります。
「変わらぬお付き合いのほど」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
長い付き合いであるほど使うべき言葉でもあり、関係性への感謝の意図も含むことができます。
会話の終わり、別れ際の挨拶的に使うケースも多く、文章、口頭の両方で使うことができます。
同一人物に短時間で何回も使う言葉ではありませんが、同一会社の別の社員から「変わらぬお付き合いのほど」と次々に短時間に言われるという事はありえます。
店舗と顧客の関係では電話、メールを使う関係性あたりから使うケースが見られ、コンビニエンスストアなどではあまり使う言葉ではありません。
「変わらぬお付き合いのほど」を使った例文
・『ご契約ありがとうございました。今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いします』
大型家電の契約、新聞の契約などでの店舗側からの挨拶の使用例です。
継続した契約やアフターサービスの関係性ということもできます。
・『本年も変わらぬお付き合いのほど』
年賀状での使用ケースです。
昨年はお世話になりました、昨年の旅行楽しかったですねなど昨年に関わることを先に書くこともできます。
・『当社と今後とも変わらぬお付き合いのほど』
会社間での会話でOA機器レンタルなど長期契約の必要なものなどで使う機会が多いでしょう。
「変わらぬお付き合いのほど」の類語や敬語での言いかえ
「今後ともよろしくお願いします」が類語と言えますが、つなげて使うことが可能です。
非常に直接的にすると「今後も契約お願いします」も類語と言えなくはありません。
「変わらぬお付き合いのほど」の類似表現
非常に丁寧にした言葉ですが「今後とも倍旧のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます」も類似表現と言えます。
時間経過と今後も同じ関係でという意図が入れば類語にはなりえます。
「変わらぬお付き合いのほど」の敬語表現
もともと敬語ですが「変わらぬお付き合いのほどお願い致しします」などとするとより丁寧になります。
「変わらぬお付き合いのほど」の返答や返信例
こちらこそお願いしますなど、自分たちも関係継続の意図があることを返答すると良いでしょう。
まとめ
変わらぬお付き合いのほどという言葉は関係を維持し続けるという意志の挨拶で、契約のスタイルであれば1ヶ月程度でも使うことは可能です。
期間が長い分には変化はありません。