「買い取らせていただきます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「買い取らせていただきます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「買い取らせていただきます」について解説をします。

「買い取らせていただきます」とは?意味

買い取りをするという話し手の意思を伝える言葉です。

「買い取ら」「買い取る」のことで、金銭を支払って自分のものとする、売ろうとしている人に金銭を支払って物や権利などを手に入れる、という意味があります。

「せていただきます」は、相手に許しを求めて行動する意を表します。

「ます」は敬意を表す語です。

「買い取らせていただきます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、「これを売りたい」という人がいて、そのものを話し手に買い取る意思があるときに用います。

「せていただきます」という表現で相手に許しを求めています。

売りたいと相手の方から申し出ているなら、許可を求める必要はないでしょう。

許可を求める必要のないときは、「買い取りをいたします」といった言い方をします。

「いたします」は相手に敬意を示す表現なので、この言い方でも失礼にはなりません。

「いたし」「する」の謙譲語です。

たとえば、「この本を買い取ってくれませんか」と品物を持ってきた人がいるとします。

本の表紙や中の状態を点検してみて、大きな汚れはなく、書き込みもなく、比較的良好な状態でした。

これなら買い取りができます。

そこで、この言葉を伝えます。

買い取りをする場合は、相手に渡せる金額を伝えましょう。

その金額に納得をしてくれたら買い取りをします。


「買い取らせていただきます」を使った例文

・『これらを買い取らせていただきます』

「買い取らせていただきます」の返答や返信例

こちらが買い取って欲しいとお願いをしたならば、金銭を受け取って、品物を渡すことになるでしょう。

しかし、気持ちが変わって、買い取りをしてもらいたくないという場合もあると思います。

相手から提示された金額に満足できない、やっぱり自分の手元にそのものを置いておきたいなどあるでしょう。

そういった場合は、まだ買い取りは成立していないので断ることができます。

場合によっては金額の交渉ができるので、納得できる金額となるように交渉をしてみてはどうでしょうか。

まとめ

この言葉は、話し手が買い取りをするときに伝えるものです。

許可を求める言い方をしていますが、相手からお願いをされたときは許可を得る必要はありません。

状況にあわせた言い方を考えてみてください。