みなさんは、ビジネスシーンにおいて、「参加できることを楽しみにしています」を使ったことはありますか?
今回は、この言葉の意味、使い方や注意点、言い換えについて、詳しく解説していきます。
「参加できることを楽しみにしています」とは?
ビジネスシーンにおける「参加できること」とは、プロジェクトや新規事業の一員となれることを指す場合が多く、新たな局面に向けて取り組むことを意味する言葉といえます。
そういった新たな物事へのチャレンジや、成長、発展への期待を込めて表現したのが「楽しみにしています」であるといえるでしょう。
日常的には、「楽しみ」といえば趣味やレジャーなどの楽しい時間を指しますが、ビジネスシーンでは「期待」「展望」「成長」などのように前向きなイメージとして捉えられていることがわかります。
「参加できることを楽しみにしています」の使い方や注意点
「参加できること」となった経緯としては、招待や招致、応募やスカウトなど様々なシチュエーションが考えられますが、いずれにしても新たな取り組みへの前向きな気持ちに変わりはないでしょう。
表現自体は敬語形ではなく、丁寧語で言い回していることから、社内的な活用が考えられます。
同様のメッセージを社外的に用いるのであれば、より丁寧な敬語表現を工夫する必要が出てきます。
また、「楽しみにしています」という表現をフォーマルな場面で用いることができるかどうかは、その場の雰囲気や流れによって判断をしなければならないでしょう。
「参加できることを楽しみにしています」の言い換え
・『参加できることを心待ちにしています』
・『参加できることに期待を寄せています』
・『参加できる日が待ち遠しく感じられます』
・『参加できることを光栄に思います』
・『参加できることを光栄に存じます』
・『参加が楽しみです』
・『参加を嬉しく思います』
・『参加できることに感謝いたします』
・『参加できることに感謝いたす所存です』
・『参加にあたり全力で取り組む所存です』
・『参加にあたっては精一杯努力いたす所存です』
新規事業への参入や新規プロジェクトメンバーとしての参加に、期待と決意を述べたニュアンスが受け取れる言い回しもあります。
社内外の場面を問わず、期待と喜びを丁寧な敬語表現で伝えることができるフレーズを覚えておくとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
「参加できることを楽しみにしています」は、嬉しい気持ち述べた言葉と受け取ることも出来ますが、ビジネスシーンでは期待や取り組む姿勢、決意などを述べているといえるでしょう。
この言い回し自体に敬語表現はないため、フォーマルな場面で活用できるよう、言い換えや敬語表現の工夫も学んでおきたいところです。