「身に覚えがない」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「身に覚えがない」とは?
これは、何かを実施した認識がないことを表現した言葉です。
「身に覚えがある」は、自分の言動をおぼえていることを示しています。
つまり、自分が言ったことである、もしくは自分がやったことであると認識する場合に「身に覚えがある」と表現できるのです。
逆に、そのような認識が無い場合は「身に覚えがない」と表現します。
この場合は、自分の言動とは認識していないことを相手に伝えられるのです。
たとえば、「それは身に覚えがないことです」と使用できます。
これらのことから、この言葉が何かを実施した認識がないことを表現したものだと分かるのです。
「身に覚えがない」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある書類を上司から見せられたとします。
しかしその書類を見ても、自分に関係があるものには思えなかったのです。
このようなケースで、「私には、身に覚えがない内容です」と伝えるとよいでしょう。
これにより、自分が関与したという認識がないことを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「身に覚えがない」の表現方法に注意するべきです。
これは「身に覚えがありません」で丁寧な表現になります。
これを「ございません」に置き換えても、同等の意味で成立するのです。
このように、同じような内容でも、言葉の使い方で印象を変える事ができます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「身に覚えがない」を使った例文
例文のように、適した言葉を続けることによって、それぞれ違う印象の表現にできるのです。
・『身に覚えがないことでございます』
・『身に覚えがない様子でした』
・『身に覚えがないと言っていました』
「身に覚えがない」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「身に覚えがない」の類似表現
たとえば、「記憶にない」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「身に覚えがない」の敬語表現
これを敬語表現にすると、「身に覚えがございません」に言い換えできます。
なお、これは丁寧語を使った表現になっているのです。
まとめ
このように、何かを実施した認識がないことを表現したものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
