この記事では「譲歩するわけにはいきません」について解説をします。
「譲歩するわけにはいきません」とは?意味
譲ることはできない、という意味です。
「譲歩」は、自分の意見や主張を抑えて、相手の考えに従ったり、妥協をしたりすることです。
「わけにはいきません」は「わけにはいかない」を丁寧な言い方にしており、それはできないという意味があります。
そうすべきとは思うけれど、それができない気持ちを表します。
「ません」は丁寧な打消しの表現です。
「譲歩するわけにはいきません」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側に譲れないものがあるときに用います。
どうしてもそれを貫きたいときに使う言葉です。
このような言い方で自分の強い気持ちを示すことができます。
ただし、強い言い方に聞こえるので、相手に不快感を与えたり、意固地な人だと思われたりする可能性があります。
買い取りをしてもらう場面で説明をします。
Aさんはあるものを買い取って欲しいと思い、それを欲しそうな人に見せました。
相手にはそのものを買い取る意思があります。
しかし、相手が提示してきた金額にAさんは納得できませんでした。
Aさんとしては、もう少し高い金額で売りたいです。
高額を支払って購入したものなので、値段に関しては譲ることができません。
このようなときにAさんからこの言葉を伝えます。
自分が譲らないと物事が進展しないことがあります。
本当に譲れないものなら守る必要があるでしょうが、譲れる部分がないか考えることも必要でしょう。
「譲歩するわけにはいきません」を使った例文
・『その部分に関しては譲歩するわけにはいきません』
「譲歩するわけにはいきません」の返答や返信例
何を譲歩できないのか、自分側はどうしたいのかなどによって、対応の仕方が変わります。
値段の面で相手は譲歩できないようなら、値段を考え直してみる必要があるかもしれません。
自分側で譲れるところがないか考えてみてください。
説得をして譲歩してもらうという方法もあります。
相手の気持ちを変えることは難しく、納得できるしっかりとした理由がなければなりません。
強い気持ちを持っているので、よほどしっかりした理由が必要でしょう。
まとめ
この言葉は、譲ることができないという話し手の気持ちを伝えるものです。
強い気持ちを感じさせます。
どうしても守りたいものがあるなら、このような言葉を伝えてみるとよいでしょう。