「晩冬の候」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「晩冬の候」とは?
これは、2月上旬頃に使用できる時候の挨拶です。
時候の挨拶は、季語に「〜の候」を組み合わせた定型句になります。
これは、手紙などの冒頭で使用される挨拶文になっているのです。
そしてここでの季語は「晩冬」になっています。
これは、冬も終りに近づいた頃を表現する言葉なのです。
そして、これは2月上旬を示す季語になっています。
これを組み合わせて「晩冬の候」とすれば、季節を感じる挨拶文を作り出せるのです。
たとえば、「晩冬の候、いかがお過ごしですか」と使用できます。
これらのことから、この言葉が2月上旬頃に使用できる時候の挨拶であると分かるのです。
「晩冬の候」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、知人に手紙を書くことにしたとします。
そして、手紙の冒頭では、季節感を演出したいとおもったのです。
このようなケースで、「晩冬の候、お変わりはございませんか」と伝えるとよいでしょう。
これにより、季節を感じる挨拶文で、手紙を書き始める事ができるのです。
この言葉を使うときは、「晩冬の候」の表現方法に注意するべきです。
これは「晩冬の砌」や「晩冬の頃」などに置き換えできます。
また、「立春の候」など、同じ時期に使える季語で代替してもよいでしょう。
さらに、「晩冬の候ではございますが」とすれば、丁寧な印象の表現にできます。
このように、同じような内容でも、様々な表現手段が存在します。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「晩冬の候」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『晩冬の候、いかがお過ごしですか』
・『晩冬の候、お変わりはございませんか』
・『晩冬の候、お体の具合はいかがでしょうか』
「晩冬の候」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「晩冬の候」の類似表現
たとえば、「晩冬の砌」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「晩冬の候」の敬語表現
これを敬語表現にすると、「晩冬の候ではございますが」に言い換えできます。
なお、ここでは丁寧語を組み合わせた表現にしているのです。
まとめ
このように、2月上旬頃に使用できる時候の挨拶として、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
