「訓戒いたしましたところ」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「訓戒いたしましたところ」とは?
これは、教え諭して戒めた場合に使用される言葉です。
「訓戒」は、「教え諭して戒めること」を意味します。
つまり、何かを説明して戒めるような行為を「訓戒」と表現できるのです。
なお、「訓戒」は名詞ですが、「訓戒する」で動詞のように扱える形になります。
ここでは「する」を「した」に変更して過去形にしています。
これを謙譲語と丁寧語で言い換えたのが「いたしました」なのです。
さらに、「〜したところ」は、何らかの行為から生じた結果に言及する際に使用されます。
これらのことから、この言葉が教え諭して戒めた場合に使用されるものであると分かるのです。
「訓戒いたしましたところ」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、部下の勤務態度が悪かったとします。
しかし、しっかり説明して注意したところ、考えを改めてくれたのでした。
このようなケースで、「訓戒いたしましたところ、考えを改めたようです」と伝えるとよいでしょう。
これにより、教え諭して戒めた結果について、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「訓戒いたしましたところ」の表現方法に注意するべきです。
これは「訓戒したところ」で平易な表現になります。
また、「訓戒しましたところ」に変更する事もできるのです。
さらに、「訓戒いたしました結果」も類似表現と言えるでしょう。
「訓戒いたしましたところ」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『訓戒いたしましたところ、心を入れ替えたようです』
・『訓戒いたしましたところ、大変反省しておりました』
・『訓戒いたしましたところ、しっかり理解してくれました』
「訓戒いたしましたところ」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「訓戒いたしましたところ」の類似表現
たとえば、「訓戒いたしました結果」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「訓戒いたしましたところ」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「訓戒しましたところ」に言い換えできます。
まとめ
このように、教え諭して戒めた場合に場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。