「安堵いたしました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「安堵いたしました」とは?
これは、安心したと同じような意味で使用される言葉です。
「安堵」は「安心」と同等の意味になります。
これは、心配事が解消して、ほっとするような気持ちを言い表したものなのです。
また、「安堵」は名詞ですが、「安堵する」で動詞のような使い方ができます。
そして「安堵いたしました」にすると、敬語を用いた過去形の表現になるのです。
なお、「いたす」を使うことで、相手にへりくだるような印象になります。
これによって、相手に敬意を表す言葉遣いになるのです。
これらのことから、この言葉が安心したと同じような意味で使用されるものであると分かるのです。
「安堵いたしました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある顧客とトラブルになりかけていたとします。
しかし上司が、先方とのトラブルが解消したと、教えてくれたのでした。
このようなケースで、「それを聞いて、安堵いたしました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、安心したということを、相手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「安堵いたしました」の表現方法に注意するべきです。
これは「安堵しました」で謙譲語を使わない形にできます。
また、「安心いたしました」や「ほっといたしました」は類似の表現として使用できるのです。
このように、同じ内容でも少し違う言葉に置き換えできます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「安堵いたしました」を使った例文
例文のように、前段に説明などを付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『それを聞いて、安堵いたしました』
・『実物を見て、ようやく安堵いたしました』
・『ここまで来て、やっと安堵いたしました』
「安堵いたしました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「安堵いたしました」の類似表現
たとえば、「安心いたしました」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「安堵いたしました」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「安堵しました」に言い換えできます。
なお、この場合は謙譲語の意味が無くなるので、注意するとよいでしょう。
まとめ
このように、安心したと同じような意味で、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
