この記事では「勉強になりました」について解説をします。
「勉強になりました」とは?意味
学ぶものがあった、知識や技術が身についたといったいみです。
「勉強」には、知識や技術などを身につけること、経験をつむことという意味があります。
「なり」は「なる」のことで、他から恩恵を受ける、その状態に変わる、成就するという意味です。
「ました」は、敬意を表す「ます」と、過去や完了を表す「た」をつなげています。
つまり、知識や技術はすでに身についており、学ぶという行為をしたのは過去のことです。
勉強になったのは話し手側です。
「勉強になりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、他人から何かを教えてもらったとき、自分が何かを経験したときに使用をします。
新入社員は、社会人なら知っていてあたり前のことを知らないことが少なくありません。
毎日新しい発見ということもあるでしょう。
新入社員と先輩が一緒に得意先を回っていたとします。
そのときに先輩から、「ここではこうするのだ」と教えられたとします。
その情報は新入社員は知りませんでした。
教えてもらったことで知識が一つ増えたので、学んだといえます。
このようなときに「勉強になりました」という表現を用います。
一人で得意先回りをしていて、相手に対して失礼なことをしてしまったとします。
失礼な行為をしたことで、「ここでこういうことをすると、こういったことがあるのだ」と学ぶことができました。
自分で経験をしてわかったことです。
このことを他者に伝える際に、この言葉を用います。
勉強になったのは話し手なので、「勉強」の部分や「なる」の部分を相手を敬う表現にする必要はありません。
「勉強になりました」を使った例文
・『○○を経験して勉強になりました』
・『○○を教えていただき、勉強になりました』
「勉強になりました」の返答や返信例
知識や技術が増えたことで、これからの仕事に活かせることでしょう。
それは喜ばしいことといえます。
そのため、「勉強になってよかった」という意を伝えるとよいでしょう。
こちらが何かを教えており、また別の機会にも教えられるようなら、「また教えます」という意を伝える場合もあります。
新入社員を育てるためには、何かを教える必要があります。
面倒に感じるかもしれませんが、立派に仕事をしてもらうためには、教えることは大切な行為です。
まとめ
この言葉は、話し手側に知識や技術が身についたり、経験をつんだりしたときに使用をします。
学んだ事柄は今後の仕事に活かしていきましょう。
活かすことで、さらに学びが深まります。
行動に移さないと口先だけだと思われてしまいます。