「とんでもないです」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「とんでもないです」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「とんでもないです」という言葉について説明していきます。

「とんでもないです」とは?

強い否定や謙遜を表す意味、ありえないこと、道理から離れているという意味、思いがけないことなどという意味がある言葉で、物事や現象を指す言葉か、返答として使うケースが多くなります。

「量がとんでもないです」という場合ではありえないこと、道理から離れているという意味が近く、「結婚なんでとんでもないです」では強い否定や謙遜を表す否定という意味が近く返答の言葉と言えます。

「いずれもとんでもないです」では複数の対象がとんでもないですということになります。

「とんでもないです」を使った例文

・『A:君ならすぐに昇進してわたしを部下にするよ B:いえいえとんでもないです』
返答に使うケースで謙遜の意味が強い言葉です。

否定もないわけではありません。

・『A:そっちの天気はどうですか B:とんでもないです』
思いがけないことなどという意味が強く、予想外の天気であるということがこの後Bから伝えられると考えられます。

記録的な降雪や降雨だけでなく、天気の変化が激しいときなどにも使うことがありえます。

・『そんな最優秀賞だなんてとんでもないです』
こちらも謙遜の意味が強い言葉で、最優秀賞は同等の高い評価、個人的な評価などに入れ替えても使うことができます。

冗談として、賞をもらっていないのに自分が賞をもらうくらいのことをしたというニュアンスでも使うケースはあります。


「とんでもないです」の言いかえ表現

道理から離れていたり、ありえないことになっているときに使う場合「思いがけないことになっています」「信じられないことになっています」「想定外です」などが言いかえとして使え、返答として使う謙遜を込めた否定というケースでは「そんなことありません」「滅相もありません」などが使えます。

「とんでもないです」の類似表現

ありえないことになっていることに対しての類似表現は数多く「想定外です」などでも類似していると言えます。

予想外、常識外なども類似していると言えるでしょう。

カタカナでは「オーバーな事態」なども遠くない表現と言えます。

謙遜としての返答の言葉は「滅相もありません」「そんなことは」あたりも類似表現で硬すぎない否定というところが基本と言えるでしょう。

「とんでもないです」の敬語表現

「とんでもないことです」「とんでもないことでございます」が敬語表現ですが、使うシチュエーションはかなり限られると言えるでしょう。

とんでもございませんという言葉も比較的親しい間では敬語として使えます。

「とんでもないです」の英語表現

Outrageousまたは That’s unbelievableなどが英語表現です。

まとめ

とんでもないですは返答として使うケースが多いですが、想定外というケースと謙遜が入った否定というかなり用途が異なっている使い方があります。

褒められた時と異常のある可能性の様子を聞くという状況のため使い分けに困ることはないでしょう。