この記事では「ご調査いただきありがとうございます」について解説をします。
「ご調査いただきありがとうございます」とは?意味
物事の実際の状態や動きなどをはっきりさせるために調べてくれたことについて、感謝を伝える言葉です。
「ご調査」は、「調査」に「ご」をつけて相手を敬う表現にしたものです。
「調査」には、物事の実際の状態やこれからの動きなどを、はっきりとさせるために調べることという意味があります。
「いただき」は「いただく」のことで、「ご~いただき」の形で、話し手や動作の受け手にとって恩恵になる行為を他人から受ける意です。
この場合は、調べてもらうことが話し手にとって恩恵になっています。
「ありがとうございます」は感謝の気持ちを伝える言葉です。
「ございます」は「ある」の意の丁寧な表現になります。
「ご調査いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを調べてもらったときに使用をします。
聞き手を敬う表現をしているので、目上の人に対して述べても失礼にはなりません。
「ご」には、他人の行為を表す語について、その行為をする人に対して尊敬の意を表す意があります。
この場合は、調査をするのは聞き手で、調査をする人に対して敬意を表しています。
「いただく」には、私が何かをしてもらったという意味合いがあります。
私があなたに調査をしてもらったと、間接的に相手に感謝の気持ちを伝えているのです。
「調査をしてくださり~」と表現することもできます。
「くださる」は「ご」を伴った漢語について、相手が恩恵を与えてくれる意を、恩恵を受ける立場から敬意を込めて表現するものです。
あなたがしてくれたという意味合いになります。
「ご調査いただきありがとうございます」を使った例文
・『お忙しいところ、ご調査いただきありがとうございます』
・『ご多忙にもかかわらず、ご調査いただきありがとうございます』
「ご調査いただきありがとうございます」の返答や返信例
調査をした結果を詳しく伝えましょう。
すでに調査結果を伝えているのなら、感謝の言葉に対して返答をします。
何を調査したのかによって返答内容は変わります。
「調査が必要なときにはまた声をかけてください」などの返答が考えられます。
こちら側に問題があり、調査をしなければならなくなったときには、謝罪の言葉を伝えます。
迷惑をかけてしまっているので、丁寧に謝罪をします。
まとめ
この言葉は、聞き手が何かを調べてくれたことについてお礼を伝えるものです。
調査には手間がかかっているはずなので、きちんとお礼を伝えましょう。
お礼を伝えることは、今後の関係を良好に保つために大切なことです。
