「身内に不幸」という言葉の使い方についての解説です。
「身内に不幸」とは?意味
「身内に不幸」は、家族や親戚に対して不幸が起こったということで、不幸は、家族や親戚などが亡くなったり病気になったという意味になります。
なお、実はこの「身内に不幸」は、自分も不幸になったということになるので自分も病気になったり、身に不幸が訪れたということを表現可能です。
「身内に不幸」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「身内に不幸」は、家族や親戚に対して何か良くないことが起きたので誘いや業務に支障が出るという風に使用されます。
ですが、この言葉、どこからどこまでが身内なのかがあいまいで、会社からしてみればその人って親族じゃないので別に葬儀に出なくともよいのでは?と思われることもあり、違和感を覚える上司の方が多いです。
なぜ、違和感を持つかですが、この言葉、ビジネスでは厄介ごとに見られがちな飲み会や宴会のようなものへの参加を回避する手段に使用されることが多いので上司も警戒していることがあります。
「身内に不幸」を使った例文
・『部長、身内に不幸がありまして、葬儀に参加しなければならなくなりました』
この例は、部長という人物に対して、親族が亡くなり、その葬式に急遽参加をしなければならなくなったと前置きしています。
つまり、会社を休むということです。
このケースは、部長に面と向かってこのように述べているのでおそらく会社内で、親族が亡くなったことを電話やメールで知り、即座に部長にお話ししたと思われます。
「身内に不幸」の返答や返信例
この言葉の返答については、部下が述べる場合、その部下を信頼しているか否かで答えが変わることがあります。
よって信頼をしている場合、「すぐに帰宅し、葬儀に参加しなさい」や「すぐに帰宅し、病院に向かいなさい」というでしょうが、信頼していない場合、「君、前も似たようなこと言ってなかった?」と過去にも似たようなことを述べたから嘘っぽいんだけどという風に言われることもあり得るのです。
まとめ
「身内に不幸」は、ビジネスにおいては、自社内でのみ通用する言葉で自分の家族や親戚に不幸なことが起きたのでお見舞いや葬儀に参加せねばならないという前置きを述べるのがこの言葉です。
これは一つのテンプレートなので、真実味がある場合、上司は、「身内に不幸」と述べるものを信用しますが、真実味がなく、部下がうそをついている場合、案外と、「前も似たようなことを言っていて今度も同じことを言っていない?」と疑う上司もいるので多用はできません。
しかも、重要な行事や飲み会に宴会が近づくとこの言葉を連発する人物ほど上司は、うそをついているのでは?と考えますのでこの言葉は連発して使用することは事実不可能になります。